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Profile

菅野

菅 野 佐百合

  • 東北薬科大学 薬学部 製薬学科
    卒業
  • H13年度 薬剤師研修センター漢方薬生薬研修会 試問 合格
  • 薬局「秀ハーブラウンジ」
    取締役社長 管理薬剤師

■調剤業務に従事する傍ら、漢方薬・ハーブの研究を行う。
■自然療法・アロマテラピー・カウンセリング・フラワーエッセンスを学ぶ。
■漢方の希釈をマイペースで研究中。
著書に「超微量漢方パワーの奇跡」<廣済堂出版>、「難病を癒す免疫療法」(共著) <廣済堂出版>がある。

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« 2015年09月 | メイン

2015年10月21日

ID:jimy7お知らせ

新しいブログを開設しましたので、今後はそちらをご覧ください。
http://blogs.yahoo.co.jp/ponofhma

ご心配くださった皆様、菅野は元気いっぱいです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

2015年10月15日

漢方も対処療法がある

P1040152.JPG それは、頭痛に使う清上釼蠲痛湯(せいじょうけんつうとう)です。

清上釼蠲痛湯には鎮痛作用の生薬が8種類。
羌活・独活・防風・川芎・白芷・菊花・蔓荊子・細辛です。
そのうち独活・防風以外は頭痛に効果のある生薬。
突発性の頭痛の対処療法に使い、根本原因を取り除く方剤ではありませんが、麦門冬・乾姜・炙甘草が入るので、長期間飲み続けても胃腸障害の心配はありません。
それで頭痛の相談者には、清上釼蠲痛湯を半量と根本原因を除く方剤半量を混合して出しています。
急に寒くなり、頭痛のご相談が増えました。

清上釼蠲痛湯を構成する菊花はキク科のキクの頭花。
頭痛・のどの痛みに使われる生薬です。
ちょうど菊が美しい季節ですね。

2015年10月14日

インフルエンザと銀翹解毒散

P1040151.JPG
銀翹解毒散(ぎんぎょうげどくさん)が合う人が出てきました。

数日前からお腹をこわし、だるさが続いている人。
経絡測定で漢方を探すと、葛根湯・藿香正気散(かっこうしょうきさん)など風邪や下痢に使う方剤は合いませんでした。
風邪なら数日安静にすれば治るはず。
数日過ぎても治らないのは・・・インフルエンザ?
そこで漢方の抗インフルエンザ薬「銀翹解毒散」を調べると、ぴたりと合いました。
もう少し早くわかれば受診をおすすめしますが、病院が終了している時間帯だし、72時間経過すると抗インフルエンザ薬は効かないので、銀翹解毒散を飲むことにしました。
その場ですぐに銀翹解毒散と響声破笛丸(きょうせいはてきがん)をのんでもらい、再び経絡を測定したら、すべての経絡の滞りが改善・・・。
治りかけだったのかもしれません。
帰りは元気いっぱい!

銀翹解毒散と響声破笛丸には薄荷(はっか)が含まれています。
文献によると
「(薄荷の)-mentolは胃腸管運動を亢進し、中枢神経を刺激し、末梢血管を弛緩し、発汗作用を示す。(佐藤祐之、太田節子、桜井信子、他:薬誌、109:113、1989)」
薄荷の薬性は涼ですが、末梢血管を広げるので温める働きもあります。

2015年10月13日

のどが弱い人はお腹を温める

P1040150.JPG
響声破笛丸(きょうせいはてきがん)はのどの炎症を治すだけでなく原因治しの方剤です。

70代の男性。
きょうも痰がからんだような声でした。
経絡測定で調べると、響声破笛丸がぴったり合いました。
そこで飲み方の説明を兼ねて、うがいしながら飲む練習・・・・。
ご家族に頼まれた注文もあるので、私は少しの間調剤室で作業し、出てくると…。
「これいいね!」
声が透き通ってる~~~。
のどがらくになったと大喜びでした。

漢方の五行理論では、のどは大腸に関連しています。
だから、のどの養生と同時にお腹を温めなければなりません。

響声破笛丸はのどの炎症を治す生薬と胃腸の生薬がほどよく配合され、理論的にもすばらしい方剤です。

響声破笛丸を構成するシュクシャは、ショウガ科ヨウシュクシャの種子のことをいいます。
お腹を温めるはたらきがあり、痞えや食欲不振、腹痛を治す働きがあります。

2015年10月09日

空気の乾燥と大気汚染から体を守る方法

P1040149.JPG
例年の風邪の傾向とすこし違います。

空気が乾燥すると、空気が汚れやすくなります。
ある程度の湿度があれば、水分子が細菌や浮遊粉じんを吸着して漂いにくくなるのですが、今日も湿度30%なので、細菌や汚染物質がのどに吸着しやすい環境。
朝から風邪のお客様だったので、私は今日はマスクを装着しました。

女優さんで北京公演を控えている人は、経絡測定をすると、定番の「響声破笛丸(きょうせいはてきがん)」が合いました。練習でのどを酷使するからでしょうか。
レンギョウが大気汚染からのどを守るので、北京でも安心です。

その他にも、急に不調で来る人が選ぶ方剤は、みんな響声破笛丸でした。
問診すると、のどの不調からはじまったそうで、背中もゾクゾクするそうです。
背中のゾクゾクに効く葛根湯を調べると、経絡測定の反応が弱く、響声破笛丸で反応が強まります。

響声破笛丸に含まれる川芎(せんきゅう)は皮膚を温める働きがあり、ゾクゾクに効果があります。
文献によると
「皮膚温上昇作用
川芎精油成分には皮膚刺激作用があり、浴用料として用いた場合、皮膚温の上昇、持続性に優れている。(舌間秀雄、他:第27日本災害医学会要旨、p137,1979.)」

2015年10月08日

空気の乾燥でのどが炎症をおきやすいので響声破笛丸で予防

P1040148.JPG
会う人会う人、みんなのど風邪をひいています。

今日は学校のお仕事で2回往復し、薬剤師会の事務所に1往復。
湿度計をみると、30%しかありません。
風邪予防には湿度60%必要ですから、30%はのどが炎症をおこしやすい湿度。
のどが乾燥すると、細菌類が付着して炎症をおこしやすくなるのです。
気道粘膜が荒れると、完全につるつる治るのに、3か月かかります。
それで店に戻るたびに、響声破笛丸(きょうせいはてきがん)で予防しました。
のどが洗浄された感じ。

響声破笛丸を構成する桔梗は、キキョウサポニンに界面活性作用があり、唾液の分泌が亢進して、気道に広がれば痰の排泄を容易にするという報告があります。(小林義雄:実験薬物学雑誌、11:153、1936)
サポニンとはシャボンのラテン語で、洗うという意味もあるそうです。

2015年10月07日

のどが弱い人は響声破笛丸(きょうせいはてきがん)

P1040147.JPG
お店で飲み方の練習をします。

朝一番は、年配のご夫婦でした。
ピークは過ぎたけど、のどが痛いとのこと。
経絡測定では、いつも元気なご主人が心経の虚証。
奥様は肺経と大腸経の虚証という、典型的のどが弱っているパターン。
経絡に合う方剤を調べると、二人とも入荷したての響声破笛丸でした。
同じのどの方剤の桔梗石膏とのちがいは、響声破笛丸には胃腸薬も配合されているので、総合風邪薬的な効果があること。
響声破笛丸はうがいしながら飲むと効果がいいのですが、説明だけでは難しいのでお店で練習しました。
紙コップに4分の1程度の水を入れ、響声破笛丸を溶かし、口に含んで「ガラガラ」してゴクン。
帰宅後は1回のみこまないうがいをしてのどを洗浄してから、響声破笛丸をご使用ください。

響声破笛丸を構成するレンギョウは化膿に用いられる生薬です。
抗酸化作用も報告されています。
「連翹メタノールエキス500mg/kgを(ラット)腹腔内投与し放射線皮膚障害防護効力を測定した結果、他の生薬エキスに比較して顕著な作用が認められた。(佐藤祐之、太田節子、桜井信子、他:薬誌、109(2):113、1989)」
放射線は活性酸素ですから、抗酸化作用があるもので防御することができます。

2015年10月06日

のど風邪に響声破笛丸(きょうせいはてきがん)

P1040146.JPG
しょこたんが愛用していることで有名な漢方方剤

涼しいを通りこして、急に寒くなりましたね。
すると、朝から風邪のお問い合わせ。
「一昨日から食欲がない」とか「のどが痛くて熱が37度出た」とか・・・。
当店のお客様方は普段から漢方方剤を飲んでいるので、風邪をひいてもかなり症状が軽いです。
というのは日曜日に地域の休日当番で、風邪の人が束になってきたのですが、2通りの症状に分かれました。ひとつは下痢吐き気、もう一つはいきなり39度の高熱と咽喉痛。
漢方を飲んでいる人は高熱もなく食欲がない程度なので、明らかな差を感じました。
もちろん私は漢方・サプリを臨機応変に使用したので、感染せず元気!(休みなしで13日連続勤務、そして多くの患者さんに接触した悪条件にもかかわらず。)
つまり、努力すれば風邪はひきません。

のど風邪の患者さんが多かったので、響声破笛丸について説明します。
これはレンギョウ・キキョウ・カンゾウ・アセンヤクで喉を消炎し、シュクシャ・ハッカ・カシで胃腸薬になり、センキュウは消炎鎮痛作用。
うちのお客様もこの方剤のファンです。
昔から、うがいしながら飲むとよいといわれています。
文献でもキキョウはうがいで気道粘液の分泌が高まり痰の排泄が容易になるという報告があります。

2015年10月05日

子宮・卵巣の疾患で原因がわからないときは

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あたりまえのことほど難しい

子宮・卵巣の疾患のご相談。
病院では鎮痛剤と胃薬の処方薬だけ。
体調がどんどん悪くなるので、なにか合う漢方はないかというご相談でした。
婦人科系の疾患の場合、瘀血(おけつ)を治す当帰(とうき)牡丹皮(ぼたんぴ)桃仁(とうにん)川芎(せんきゅう)などを使います。
いつものように経絡測定で調べると・・・・。
瘀血を治す生薬は全部合いません。
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)加味逍遥散(かみしょうようさん)・・・など婦人科系の代表的な方剤も全滅!
経絡では心包系の虚証もあったので、炙甘草湯(しゃかんぞうとう)を調べましたがだめ・・・。
もしかしたらと、経口補水液を調べると・・・
経口補水液でした!
「普段から水分摂らないんです。」
長い年月の脱水が瘀血(おけつ)の原因だったのですね。
脱水してたら、どんなに効く漢方も運ばれないので効きません。

もうひとつ落とし穴は、お茶・水では脱水は治りません。
体内の電解質濃度が薄まり、濃度を元に戻すために排泄が促進され、脱水の悪循環に!
今現在のおすすめは、OS-1・アクアソリタなどの経口補水液です。
あたりまえのことほど、難しいですね。

2015年10月02日

季節の変わり目の疲労

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みんな疲れてます。

昨日から今日にかけて、牛黄の微量漢方が合う人が目立ちました。
雨が降ったり、強風、はげしい気温差・・・。
経絡測定をすると、共通して心包経の虚証(循環系の消耗)がみられました。
私も経絡測定したら、心包系の虚証・・・。
合うものを調べたら、牛黄ではなく田七(でんしち)でした。
これはウコギ科の田七人参で、地中の栄養をすべて吸収するため、田七が収穫された土地は10年以上作物がとれないとのこと。
さっそく飲みました。
10年分の地中の栄養がからだに入ると・・・・・からだがスッキリ!
すぐに効きます。


2015年10月01日

風邪をひいたら常用の漢方はお休みしましょう

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今日は朝から風邪のお問い合わせ

朝晩と昼の気温差が激しいので、今日は一斉に風邪のお問い合わせでした。
「寝るときは暑くて、薄着で寝ます。
明け方、寒気がして目が覚めます。」
寝ているときに低体温をおこすので、しっかり保温対策をして寝ないと、風邪の原因に・・・。
寝るときのコツは、頭部は保冷剤やアイスノンで冷やしながら寝ること。
そうすれば、保温対策をしても、快適に寝ることができます。

風邪をひいたとき、体調が変わるので、いつもの漢方は中止し、風邪対策の薬に専念してください。
経絡測定で確認すると、やはり常用の漢方は合わなくなります。
治ったら、また飲んでください。

もうひとつ興味深いことは、普段から漢方で健康増進していると、風邪をひいても症状が軽くなります。
インフルエンザでも、軽い鼻水程度ですむ人も!

藿香正気散(かっこうしょうきさん)は胃腸風邪に使う方剤です。
藿香はハーブではパチュリで、制吐・止瀉作用が報告されています。