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Profile

菅野

菅 野 佐百合

  • 東北薬科大学 薬学部 製薬学科
    卒業
  • H13年度 薬剤師研修センター漢方薬生薬研修会 試問 合格
  • 薬局「秀ハーブラウンジ」
    取締役社長 管理薬剤師

■調剤業務に従事する傍ら、漢方薬・ハーブの研究を行う。
■自然療法・アロマテラピー・カウンセリング・フラワーエッセンスを学ぶ。
■漢方の希釈をマイペースで研究中。
著書に「超微量漢方パワーの奇跡」<廣済堂出版>、「難病を癒す免疫療法」(共著) <廣済堂出版>がある。

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« 秋らしい漢方方剤 | メイン | 風邪をひいたら常用の漢方はお休みしましょう »

長引く風邪に抑肝散(よくかんさん)

P1040142.JPG
風邪ではなかった。

風邪の人が増えましたね。
私も経絡測定をしたら、桔梗・甘草でした。(=気道粘膜が炎症気味)
いつもとちがうを感じたら、1分1秒でも早く漢方方剤をのむことをおすすめします。
1個のウイルスは、24時間で100万個になるからです。
葛根湯・麻黄湯・荊芥連翹湯・桔梗石膏の4種類常備しておくと便利。
エヘン虫の段階ですぐに桔梗甘草。
首・肩の重さを感じたら、葛根湯。
のどがガサガサするときは、荊芥連翹湯。
ぶるっときたら麻黄湯・・・というように使い分けています。

風邪が長引いているお客様の漢方方剤を経絡測定で調べたら、葛根湯、麻黄湯、川芎茶調散、竹筎温胆湯など定番の風邪薬は全部ダメ。
虚証の定番、補中益気湯もダメ。
サプリメントなどなど調べて、やっと見つかりました。
「抑肝散(よくかんさん)」といううつに使う方剤です。
うつは肉体的・精神的に消耗したときに発症します。
2回続けて風邪をひき、かなり消耗したらしく、だるさが残ったとのこと。
このだるさは風邪ではなく、うつ傾向のだるさのようでした。
知らないと、延々と風邪薬を飲み、肝臓・脾胃に負担がくるので、セーフでした。
QOLを考え、エキス顆粒を1日1回と微量漢方をお出ししました。

抑肝散を構成する川芎は微量で検証した文献があります。
「70%メタノールエキスは0,1~1mg/mLでマウスの血管平滑筋の自発性収縮やCa²⁺によるspike振幅を用量依存的に抑制することにより血管拡張を生じる。(木村 郁子、他:和漢医薬誌、2:118、1985)」
つまり、からだが温まります。