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Profile

菅野

菅 野 佐百合

  • 東北薬科大学 薬学部 製薬学科
    卒業
  • H13年度 薬剤師研修センター漢方薬生薬研修会 試問 合格
  • 薬局「秀ハーブラウンジ」
    取締役社長 管理薬剤師

■調剤業務に従事する傍ら、漢方薬・ハーブの研究を行う。
■自然療法・アロマテラピー・カウンセリング・フラワーエッセンスを学ぶ。
■漢方の希釈をマイペースで研究中。
著書に「超微量漢方パワーの奇跡」<廣済堂出版>、「難病を癒す免疫療法」(共著) <廣済堂出版>がある。

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2015年08月31日

認知症治療薬と抑肝散

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昨日は国際フォーラム薬学講習会、認知症治療薬の講演、とても勉強になりました。

誠弘会池袋病院 副院長 脳神経外科の平川 亘先生のご講演でした。
私も常々、認知症の治療薬に対して疑問をもっていました。
たとえば、飲み始めはとてもよくなります。でもしばらく続けると、再び問題行動が出てくるのです。前より酷くなります。
その理由が、先生のご講演で、わかりました。
認知症の治療薬は、神経伝達物質のアセチルコリンを増加させるものですが、多すぎるとコリン中毒に近い症状が発現するとのこと。
それで、製薬会社の容量は無視して、少量を処方することが大切だそうです。
実際にビデオが何例も流れ、暴言が酷い患者が朗らかになったり、幻視がなくなったり、歩けるようになったり・・・。
また脳外科手術後1か月植物状態の患者が、リバスチグミンパッチで(量が難しい)で食事ができるように。
脳の世界は不思議ですね。
認知症は頭頂と側頭の影響で顕れます。
絶望的と考えていた認知症が、正しく薬物量を減薬する方法で改善することがわかり、素晴らしいと思いました。(残念ながら、若年性にはあてはまらないそうです。)

認知症に使われる抑肝散は(よくかんさん)は温熱作用があり、その意味では交感神経を刺激する方剤ですから、アセチルコリンを増やさないため、認知症には安全に使用できるのかもしれません。

2015年08月28日

のどが痛い人は桔梗が入る風邪薬

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桔梗(ききょう)は鎮咳去痰、消炎作用が実験的に確かめられています。

風邪の初期中の初期である葛根湯が間に合わなかったとき、私は桔梗・甘草が配合された自家製剤風邪薬「感冒剤3号A」をおすすめしています。
経絡測定で確かめると、たしかに一番よく反応します。
自家製剤は「薬局製剤」のことをいい、医師の処方箋なしに薬剤師が調剤できる処方で、薬局製剤業務指針にきめられた配合を遵守しなければなりません。
この薬局製剤には、市販の風邪薬とちがい、優れた処方が多く存在します。
芍薬と甘草が配合された鎮痛剤、桔梗と甘草が配合された鎮咳剤、ビタミンが配合された抗アレルギー剤・・・。
こんなのほしかった~という処方満載です。
しかし届出、許可証、管理や製造記録など手間がかかり、製造している薬局はわずか。
うちにも遠くからわざわざ買いに来る人がいるほど。

うちの風邪薬一番人気は感冒剤3号A。
ふつうの風邪薬処方に桔梗と甘草が配合され、免疫力をあげながら症状を治すので、効きが早いのが特徴です。

配合されている桔梗は、せき・痰・のどの痛みに効果がある生薬。
桔梗はキキョウ科キキョウの根。
文献によると
「(キキョウ)サポニンは口腔内に少量ずつ何度も投与すると気道粘膜の分泌が高まり痰の排泄を容易にするという結果が得られた。(高木敬次郎、李殷芳:薬誌、92:951、1972:92:961、1972、92:969、1972:93:1188、1973)」

キキョウはうがいにも使われています。

2015年08月27日

牛黄の抗ウイルス作用

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牛黄は1g10000円以上する、非常に貴重な金より高い生薬です。

栃本天海堂のパンフレットによると
「東大寺や法隆寺では、昔から墨に牛黄を入れて書いた無病息災の護符を作っていました。今のように交通機関が発達していなかった時代、旅の道中で体調が悪くなった時に、この護符を食べて命をつないでいたといわれています。」

急に涼しくなり体調がすぐれないようで、今日は牛黄が多数出ました。
疲れているとき、風邪に即効性があるからです。

喘息発作、てんかん発作(処方薬使用中)の予防効果もあり、お守り代わりにポケットに携帯する人もいます。

牛黄は抗ウイルス作用でも有名です。
私がもつ文献には、蚊を媒介とするチクングニアウイルスと日本脳炎ウイルスが記載されています。
文献によると
「チクングニアウイルスに対し牛黄はタウリンを中心とした複数の成分の複合作用により増殖を抑制する。(新庄喜正、松本克彦:和漢医薬誌、7:520、1990)
また、流行性日本脳炎ウイルスに対し牛黄は直接、不活化するとともに、生後3週のマウスを用いた治療実験においても牛黄およびビリルビンに有効性が認められる。(Jin E-Y and Zhang N-R:Pharma Medica,4(臨時増刊):121、1986)」

私も牛黄は生薬の中で一番のお気に入りで、防災バッグに入れています。

2015年08月26日

風邪でした・・・。

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今日は寒いくらいですね。

体調がすぐれない方々のご相談。
「だるいのは、病気が悪化したのかな・・・」
「頭痛。バファリン飲んでも治らなかった。一晩寝たら治った。でも不安」

経絡測定すると、肺経の滞りで「葛根湯」でした。
つまり、風邪の初期中の初期。
このタイミングで葛根湯を飲めばらくになります。
数時間経過すると、葛根湯が効かなくなるので、その場でのんでもらいました。

今日は10月中旬の気温ということで、「傷寒」という寒に傷(やぶ)れて風邪(ふうじゃ)が侵入している人が目立ちます。
私も葛根湯を飲みました。

上の写真は葛根湯を構成する生姜です。
文献によると
「生姜の辛味成分である6‐gingerolは、ショウガを乾燥する過程で6‐shogaolに返還される。この両化合物は解熱作用、鎮痛作用、鎮咳作用を示す。(三川潮:新編生物活性天然物質(柴田承二編)p375、医歯薬出版、1988.)」

2015年08月25日

甘草の抗ウイルス作用

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風邪流行ってますね。

週末から急に涼しくなりました。
「涼しくなってらく~」という人もいれば、「急に寒くなり、風邪ひいた」という人もいます。
先週から自家製剤風邪薬の動きがはやくなり、夏の終わりを実感。

風邪はウイルス性なので、西洋医学の薬には特効薬はありません。
自分の免疫力に頼るのみ。

一方漢方は免疫活性することができるので、飲むタイミングがよければ、即効性があります。
風邪のウイルスは気道粘膜で増殖します。
1個のウイルスが24時間後には100万個に増殖するので、感染を感じたら、1分1秒でも早く免疫活性することが大切。

一番難しいことは、感染を実感すること。
一般に熱、のどの痛み、せき、くしゃみが出るまで、感染に気付くことができません。

漢方を使うとき、急にあらわれた、以下の症状が感染の目安です。
急に汗が出なくなる。
急に項・背中が硬くなる。
急な寒気。
強い疲労感。

これがウイルス感染の初期。
この段階で葛根湯など漢方の風邪薬をのむと、すぐ効きます。

葛根湯、自家製剤風邪薬を構成する生薬のひとつが「甘草(かんぞう)」で、抗ウイルス作用が報告されています。
文献によると
「各種の実験条件下においてウイルスに対する増殖抑制作用が認められており、これと関連してインターフェロン誘起能も確認されている。そのほか顆粒球、マクロファージ、NK細胞に対する作用やインターロイキン誘導能などが関連すると考えられている。(日合 奨、長澤哲郎:現代東洋医学、14:90、1993)」


2015年08月24日

同じ生薬でも産地のちがいで効果が変わる

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産地で効果が決まります。

以前婦人科系の疾患で、なんども再発してた人。
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)が合うので、おすすめしたところ、
「病院でもらったけど、効かなかったので中止した」とのこと。
うちで取り扱っている桂枝茯苓丸は、桂皮はベトナム産の上級品なのでもう一度試してもらいました。
すると、再発しなくなりました。
同じ原料なのに、いいものを使うと、結果が全く変わります。
同じ桂皮でも、安いのと高価なものとは、香りがちがいます。

茯苓(ぶくりょう)も高価な茯苓は虫がわきませんが、安い物はすぐに虫がつきます。

すぐに改善するので、結局安上がりだとおもうのですが・・・。

2015年08月21日

W台風 体調管理におすすめの生薬

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台風15号・16号が発生し、影響が出始めています。

何かの映像で見たのですが、未開封のポテトチップスを台風通過前から通過後まで早送りで写した動画がありました。
興味深かったのは、通過するときに袋が膨らみ、通過後にもとにもどったシーンです。
台風は巨大な低気圧ですから、からだや物質への影響が大きいですね。

台風など低気圧により、喘息、鼻炎、各種疼痛、そして精神的にハイになるなどの症状が出る人がいます。
低気圧により、体内物質ヒスタミンの分泌が増えることが原因の一つ。

それを予防する生薬のひとつが山茱萸(サンシュユ)です。
山茱萸はミズキ科サンシュユの果実。
文献によると
「温浸液はモルモット小腸を用いて抗ヒスタミン、抗アセチルコリン作用が見られた。(伊藤忠信:日薬理誌、57:15、1961)」


2015年08月20日

八味地黄丸 自己免疫疾患の予防に

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証が合えば、喘息・リウマチなど自己反応性免疫疾患の予防になります。

八味地黄丸は目のかすみ、夜間頻尿で有名な方剤です。
しかしそれだけではなく、免疫監視能の改善に効果が認められつつあります。
免疫とはウイルス・細菌など非自己を排除することをいいますが、免疫に異常があると、非自己だけでなく自己も排除され、喘息・リウマチなどを発症させます。
体内で免疫細胞が生まれると、その約95%は自己反応性であるため、アポトーシスという制御された死があるのですが、異常が生じて生き残ると、自己免疫疾患の原因になります。
八味地黄丸で免疫監視能が強化されると、自己免疫疾患を予防することが可能です。

経絡測定で中高年の方の漢方を選ぶとき、膀胱系の虚証で八味地黄丸が反応することがあります。

八味地黄丸は微量で十分に効果が出ます。
構成する生薬の牡丹皮(ぼたんぴ)の文献
「(成分の)paeonolの1500倍希釈液はBacillus subtilisを2000倍希釈液でStaphylococcus aureusおよびStreptococcus faecalisの発育を完全に抑制した。(太田 達男、他:生薬誌、14:100、1960)」

2015年08月19日

肝疲労に茵蔯五苓散の微量漢方

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朝まで飲み続けたという方は、茵蔯五苓散(いんちんごれいさん)の微量漢方が合いました。

茵蔯五苓散は利水剤の五苓散に茵蔯蒿というカワラヨモギを加えた方剤です。
アルコールの解毒に即効性があり、会合に出席するときは必携で、自宅に着くまでに代謝されています。

今日は朝まで飲み続けたという方の経絡測定をしました。
脾経が虚証で、対応する方剤は、やはり茵蔯五苓散でした。
微量漢方で再チェックすると、みごとに脾経の滞りが改善しました。
色も味も香りもないですが、微量で効きます。

茵蔯蒿の文献によると
「(成分の)capillarisinは摘出モルモット胆嚢と胆管終末部を10⁻⁴Mで軽度ではあるが弛緩させる。アセチルコリン、経壁刺激、ニコチン、cholecystokinin C-terminal octapeptide,prostaglandin E₁、E₂、F₂αおよびhighCa²⁺による収縮に対しては10⁻⁵M以上で抑制する。(中田敬吾、大隈義継、藤原元始:日薬理誌、75:107、1979)」


2015年08月18日

心身症の生薬

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体調不良が心身症である場合があります。

頭痛、下痢、息苦しいときくと、「夏風邪?」と考えますが、無自覚の心身症である場合があります。
心身症とはストレスや緊張状態が原因で、身体症状が出る病態を言います。
経絡測定をしながら雑談をすると、障害を受けている経絡以外は流れ始めるので、これが目安になります。
障害を受けている経絡に当てはまる方剤が見つからないときは、心療内科への受診をおすすめする場合もあります。

心身症の生薬には、牛黄、柴胡、桂皮、酸棗仁、茯苓、釣藤鉤などがあります。

息苦しいときに使われる生薬は、「柴胡(さいこ)」
セリ科ミシマサイコの根で、胸脇苦満のファーストチョイスです。
非常に複雑な体内動態を示すので、作用を限定することは難しいのですが、中枢抑制作用の報告もあります。(高木敬次郎、柴田丸:薬誌、89:712、1969)


2015年08月17日

アトピーもPMSも「内蔵型冷え性」

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自覚症状がないのでわかりにくいですが、危険な冷え症です。

内蔵型冷え性は、からだの深部が冷えることをいい、手足が温かいので自覚しにくいのが難点です。
でも経絡測定を取り入れた時点で、あまりにも内蔵型冷え性が多いことに驚いています。
内蔵型冷え性をそのままにしておくと、胃腸障害だけでなく、自律神経失調症、PMS(月経前症候群)、そして免疫機能の低下の原因になります。

アトピーのご相談では、数分温めただけで経絡の流れが改善しました。
漫然と漢方を飲むより、お腹を温めながら使用すれば、改善が早くなります。

夏季休業前にPMSの相談にいらした方は、お腹と足首を温めながら漢方を服用したら、すでに効果が出たそうです。

私も内蔵型冷え性のケアをしているので、夏バテしていません。

写真の当帰(とうき)は内蔵型冷え性に効果のある生薬のひとつで、免疫賦活作用の報告が多数存在します。
文献によると
「当帰熱水抽出液は、マウスの多クローン性B細胞の非特異的活性化作用、B細胞の分化促進、ヘルパーT細胞活性化、抗体産生増強、マクロファージの活性化が認められた。(Kumazawa Y , Mizunoe K and Otsuka Y : Immunology 47:75,1982)(Ohno N,et al : J Pharmacobiodyn 6 : 903,1983)(Kumazawa Y , et al : J Pharmacobiodyn 8 : 417, 1985)

2015年08月12日

猛暑の附子剤

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今日は先週の猛暑の影響で、表寒(頭痛・悪寒・発熱・鼻水)の人が目立ちました。

先週の記録的猛暑の影響が、今頃でてきました。
頭痛、食欲減退、だるさ・・・。
共通して、経絡では小腸経、腎経に滞りがみられ、食欲不振で消耗しているようです。

経絡測定で反応のあった方剤は、お腹を温める大建中湯、強壮作用の八味丸、表寒(頭痛・悪寒・発熱・鼻水)の麻黄附子細辛湯、消耗を治す抑肝散などでした。
八味丸や麻黄附子細辛湯には、真冬に使う附子が配合されています。
附子(ぶし)はキンポウゲ科のトリカブトで、強力に温める効果があり、「この猛暑に???」と驚きますが、睡眠時に低体温となり、足を出して寝ると体は冷え切り、附子が必要になります。

うちのワンコはこのところフローリングに腹這いで寝ていました。
冷たいから気持ちいいのでしょうね。
でも、寝ている間に低体温で冷え切り、膀胱炎になりました。
それで服を着せ、マットの上で寝かせたら治りました。
犬も人間も同じ。
冷えに気をつけ、心地よい夏休みをおすごしください。


2015年08月11日

痛みと高濃度酸素

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猛暑で体が炎症傾向、痛みが強くなります。

昨日は痛みの相談が重なりました。
痛風、頸椎症、腰痛・・・。
痛風は2週間の辛抱で、漢方は無理かな~と思いましたが、お腹を温める方剤が鎮痛剤の相乗効果を出すことがわかりました。

頸椎症の人は、45%の高濃度酸素を30分吸入したら、痛みが和らぎました。
腰痛の人も、悪化を恐れていましたが、30分の高濃度酸素吸入でらくになり、一安心。

私たちの生活空間の酸素濃度は、約20%ですが、猛暑で酸素濃度が低下します。
低酸素状態は、痛みを発するブラジキニンなど発痛物質の産生が増加します。
高濃度酸素は45%の酸素で、疲労物質を分解し、発痛物質を抑制するので即効性があります。

昔は水を買うことなんて考えられませんでしたが、今は常識になりました。
そのうち酸素を買うことが常識になるかも・・・。

2015年08月10日

難治性の皮膚疾患は五行理論で

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皮膚だけにフォーカスしないこと

ある難治性の皮膚疾患。
病院の内服薬、ステロイド軟こうを使用しても効果が出ませんでした。
経絡測定で反応があったのは、胃腸薬と気管支炎に使われる2種類の方剤です。
でもこれは、見事に五行理論に当てはまります。

五行理論は天地自然の運行と万物生成化育を結んだ、絶妙な連想の産物。
気学易学の理論です。
でも非常に常識的な理論。春の次は夏で、夏の土用の次が秋で、冬という理論。
この理論によると、皮膚は肺、大腸と関連します。
だから胃腸薬と咳止めが反応したのです。

結果は、見事1か月で改善しました。

2015年08月07日

癌などなど自己ケアの成果

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特別なことはしていません。

肺癌で退院後1か月の人。
夢のような回復力です。
退院直後は激しい虚証(消耗傾向)。私も見たことがないほど・・・。
でも2週間ごと来店するたびに、お元気になり、きょうは経絡測定で「肺」が正常値に!
猛暑の中、遊びに出られるほど元気になりました。

夜泣きの子供は、温活したら、朝までぐっすり眠れるようになったと、喜びのお電話がありました。

癌だから特別なことをしたわけではありません。
子どもだから、特別なことをしたわけでもありません。

冷えているところは温め、消耗傾向のところは補う。
これが基本です。

今日は東京は、38度というインフルエンザ並みの猛暑でした。
昼に少し店を出たら、外は巨大なサウナ状態・・・。
写真の炙甘草湯(しゃかんぞうとう)の炙甘草と党参は、体内の水分を留めて脱水を防ぐので、これを飲んで脱水を防いでいます。


2015年08月06日

記録的猛暑で冷える

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少し温めただけで、おどろくほど改善します。

東京は、記録的猛暑が続きます。
九州からのお客様は、「東京の方が熱い!」と驚いていました。

ずっと不調が続くお客様に、「冷えてますよ」とはなしても信じてもらえません。
そのようなケースでは、足首を専用ウォーマーで温めながら経絡測定をします。
すると数分で、経絡の流れが改善します。
のぼせも引いて、すっきりしたお顔に。

ノースリーブでも、短パンでも、足首とお腹だけは温めてほしいと思います。
これを実践すると、経絡の流れが改善し、漢方が効きやすくなります。

ところで、本屋さんで今話題の「火花」を見つけ、読みました。
芥川賞受賞作品は、(全部ではありませんが)読むようにしています。
ネタバレするといけないので、一言。
よかったです。


2015年08月05日

授乳中のめまい

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授乳中に体調が悪くなるご相談。

WHOが母乳を評価した影響でしょうか、2歳過ぎても母乳を与える人が増加しています。
その一方で、めまいや体調不良を訴えるママも増えてきました。
経絡測定をすると、原因は「虚証」で栄養不足。
母乳を飲んでいる幼児もいっしょに経絡測定しますが、母乳だからパーフェクト!というわけではありませんでした。
バランスのよい子もいるし、虚証の子もいます。
体質はもってうまれたものもあるんじゃないかな・・・。
もちろん、粉ミルクの子も、パーフェクトだったり、虚証だったり。

授乳中にめまい・体調不良をうったえる人におすすめは、コンクレバンや婦人宝などの血液を補う作用があるもの。
子どもが大きくなればなるほど、栄養不足になる傾向が大ですね。

婦人宝を構成する阿膠(あきょう)は最高級のロバの膠です。
文献によると
「阿膠を失血性貧血の犬に投与すると、赤血球とヘモグロビンの増加作用が認められている。(倪章祺:Chinese J Physiol 9 : 383,1935)」

2015年08月04日

危険!汗のかきすぎ

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猛暑が続いているので、気をつけてください。

適度な発汗は、体温調節に必要です。
しかし、連日の猛暑で、適度ではなく「過剰」な発汗に苦しみます。
着替えが必要なレベルの発汗ですよね。
発汗が過剰すぎると、心筋梗塞や脳梗塞が発症しやすくなります。

漢方には発汗を抑制する生薬があります。
主なものは石膏(せっこう)と黄耆(おうぎ)。
石膏の文献によると
「石膏はワクチン投与による発熱ウサギに対して、体温調節中枢の亢進を抑制し解熱作用を示す。また、発汗をも抑制することが報告されている。(笵 聖第、張 宝発(訳):中薬学の臨床応用。p.98,雄渾社、京都、1987)(中山医学院:漢薬の臨床応用.p73,医歯薬出版、東京、1984)(劉寿山:中葯研究文献摘要.p216,科学出版、北京、1979)」

私は早朝・深夜の犬の散歩時、必ず汗止めを飲みます。
滝のような汗がなくなり、じんわり気持ちのいい汗になります。

また発汗した分だけ、ハイポトニック飲料を補うことも大切。
水分、電解質がスピーディーに吸収されます。
商品名はアクアソリタ、OS-1.
これは自分で作ることができます。

<作り方>
水500ccに砂糖大さじ1~2杯、塩小さじ4分の1を溶かす


2015年08月03日

アトピーとお腹の冷え

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猛暑なので自覚できませんが・・・。

アトピー性皮膚炎とは、アレルギー性皮膚炎のことをいいます。
ステロイドの軟膏・クリームで治療しますが、ぶり返したり、長期化するなど、難治性です。
医薬品で完治することはありませんが、2次感染すると厄介なので、炎症があるときは手っ取り早くステロイドを使用てください。
ただ10%の患者さんにステロイドの副作用が発現します。
その場合はプロトピックなど他の塗り薬かあるので、自己治療せず、受診してください。

ぶり返したり、長期化するときは、漢方の出番!
体内環境に問題があるからです。
西洋医学は体内環境を調えることができません。
もっと厳密にいうと、漢方使うまでもないケースが多数あります。

小さいお子さんの場合、足首やお腹を少し温めただけで、流れなかった経絡が勢いよく流れます。
子どもの回復力、強いですね。
免疫力が弱い子供は、共通して皆お腹が冷えています。
猛暑だから、わかりにくいですが・・・。

アレルギーの人、お子さんは、腹巻でお腹を温めてください。
お腹を温めれば、薄着で大丈夫。

写真の神仙太乙膏(しんせんたいつこう)は、皮膚炎やかゆみ、あせもに効きます。
当帰・桂皮・大黄・芍薬・地黄・玄参・白芷でできた軟膏で、長期に使用しても安心です。