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Profile

菅野

菅 野 佐百合

  • 東北薬科大学 薬学部 製薬学科
    卒業
  • H13年度 薬剤師研修センター漢方薬生薬研修会 試問 合格
  • 薬局「秀ハーブラウンジ」
    取締役社長 管理薬剤師

■調剤業務に従事する傍ら、漢方薬・ハーブの研究を行う。
■自然療法・アロマテラピー・カウンセリング・フラワーエッセンスを学ぶ。
■漢方の希釈をマイペースで研究中。
著書に「超微量漢方パワーの奇跡」<廣済堂出版>、「難病を癒す免疫療法」(共著) <廣済堂出版>がある。

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2014年08月29日

独活(どくかつ)の鎮痛活性本体

P1030558.JPG
秋の空のように、漢方方剤が変化します。

先月は八味丸(はちみがん)を選んだ人。
しかし今月は八味丸が合いません。
今月は独活寄生湯(どっかつきせいとう)でした・・・。

同じ方剤を何か月も飲むことは、おすすめできません。
天候・環境・季節に対応して、体も変化するからです。

このところ小雨が続きますが、涼しくて快適ですね。
ただ毎朝のカフェで、思い切り「アイスコーヒー」とは言えなくなりました。
「う~ん、氷少なめのアイスコーヒー!」とオーダーします。

秋雨前線で、関節の痛みが増えつつあります。
関節の痛みには、独活寄生湯を選ぶ人がけっこういます。

独活はウコギ科ウドの根茎。
独活の文献によると
「マウスを用いた酢酸ライジング法による鎮痛活性本体としてent-promara-8(14),-dien-19-oic acid,
およびent-kaur-16-ene-19-oic acidが同定された。(Okuyama E, Nishimura S and Yamazaki M:Chem Pharm Bull 39:405,1991)」

2014年08月28日

妊娠中に乳香(フランキンセンス)はだめ!

P1030556.JPG
アロマなどでよく使われる乳香も、妊娠中は要注意です。

医薬品扱いではありませんが、乳香も古くから生薬として使われてきました。
これは、カンラン科Burseraceaeまたは同属植物の樹脂。
無月経や腹腔内腫瘤、腹痛などに使われます。
出血させるので、妊婦さんには禁忌です。
精油ではフランキンセンスで有名ですね。
聖書では3人の博士がイエズス様誕生の時に献上した品の一つが乳香です。

聖書ついでに、博士たちが献上した没薬(もつやく)も妊娠中は禁忌です。
没薬も古くから無月経や腹痛に使われた生薬です。
精油ではミルラという名前で流通しています。
没薬はカンラン科の凝固した樹脂のことをいいます。
ギリシャの兵士はこれを小瓶に入れて戦場に行き、傷の消毒に使用したそうです。

2014年08月27日

妊娠中に紅花(こうか)はだめ

クラゲ.JPG
妊娠中に飲んではいけないものの一つに「紅花」があります。

女性によいということで、紅花茶などが人気ですが・・・。
紅花はキク科ベニバナの花。
これは子宮興奮作用があり、無月経を治す生薬であるため、妊婦さんと月経過多出血傾向のある人には、禁忌です。

文献によると
「紅花煎液はマウス、ウサギ、モルモット、ネコ、イヌなどの子宮に対し、in vivo あるいはin vitroで緊張性を高め律動性の収縮を示す。大量で自動運動能は増強され痙攣を起こすが、この作用は妊娠子宮で顕著に現れ、作用は持続的である。(孫 世錫 :中華医学雑誌、5:443、1955.)」

今日の写真は水族館のクラゲたち。
クラゲは癒し効果があり、水族館の人気者とのこと。

2014年08月26日

介護疲れ、看取り後も続く

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2025年問題が差し迫っていますが・・・。

女性Dさん「すぐに治りましたが、お腹が痛くなり、からだも疲れています。」
経絡測定をしてみると、胃経と脾経の虚証。
反応がある方剤は、安中散(あんちゅうさん)でした。
延胡索(えんごさく写真)に強い鎮痛作用があり、構成する生薬すべてに鎮痛作用があるので、腹痛には効果があります。
と説明すると、Dさんが「(数年前にお義母さんを)看取った後の疲れがとれなくて・・」
安中散の牡蠣(ぼれい)には鎮静作用があるので、Dさんにはいいと思いますよと説明しました。

昨夜の深夜番組で、介護について激論されていました。
これは経験した人しかわかりませんが、下の世話ほど辛いことはありません。
おむつを取り替えても取り替えても、5分ごとに少量ずつの下痢便。
少量でも水様便が漏れて汚れるので布団、マット、もちろん下着を1日何度も洗濯。
さあ仕事に出かけようと玄関に足をのばしたすきから、「出ちゃった~」という声。
脳梗塞後便秘になり、下剤を飲まないと腸捻転になる母の介護を7年、私も経験しました。
今は母もお気に入りの、とても素敵な特別養護老人ホームに入所できて、本当に感謝です。(本当に素敵なところで、気持ちが穏やかになります。)

一般の人は「昔は家で介護をするのは普通だったのに、なぜ介護くらいできないの?」と思われるかもしれません。
医学の発達とともに、以前なら助からなかった人も、高い介護度とともに助かっているからです。
つまり、介護のレベルが自宅では不可能なほどハイレベルなのです。

特別養護老人ホームを大至急増設することと、要介護にならないよう漢方で予防すること、これが2025年問題をクリアする対策だと思います。

2014年08月25日

妊娠中に桃仁(とうにん)はだめ!

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「漢方ならOKと思ってしまいそうで」という反響をいただいたので、妊娠中に飲んではいけないをご紹介します。

桃仁はバラ科モモの種という、たいへん身近な生薬です。
これは桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)という方剤を構成する生薬で、子宮・卵巣などの血液の滞りを除いて月経をしやすくする働きがあります。
つまり、出血を促す働き。
だから出血させてはいけない妊婦さんには禁忌です。

桃仁は便秘薬にも配合される生薬です。
桃核承気湯(とうがくしょうきとう)、大黄牡丹皮湯(だいおうぼたんぴとう)、潤腸湯(じんちょうとう)など。

今妊娠中で、「飲んでる~」という人は、気づいた時点でやめれば問題ありません。
今飲んで数分後に出血ということは、あまりないからです。

便秘薬を使用している人は、専門知識のある人に相談してくださいね。

2014年08月22日

妊娠中に葛根湯はだめ!

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「妊娠中なので、漢方薬が出ました。」

という処方箋を持ってきた妊婦さん。
風邪をひいたので、抗生物質や解熱剤は避けようと、DRが葛根湯(かっこんとう)を処方しました。
患者さんを驚かせてはいけないし、DRに疑義するための添付文書は「妊娠中の投与に関する安全性は確立していないので、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合のみ投与」という情報不足な表現。
漢方を勉強している人なら、妊婦さんに葛根湯を出してはいけないことは常識です。

西洋医学的になぜ妊婦さんに葛根湯を出してはいけないかを説明するのは困難。

葛根湯には麻黄(まおう)という生薬が入っています。
これは咳止めで有名ですが、強い発汗作用があります。
強い発汗作用をもつので実証の生薬です。
一方、妊婦さんはお腹の赤ちゃんに栄養を送るため、エネルギー消耗傾向で虚証状態です。
虚証の人が実証の薬で良くなるはずがありません。
ますます消耗が酷くなります。
だから、麻黄が入る葛根湯は妊婦さんに飲ませてはいけないのです。

妊婦さんにおすすめの風邪薬は「桂枝湯(けいしとう)」です。

2014年08月21日

皮膚を冷やす漢方とは?

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「夏に皮膚を冷やす漢方はありますか?」

これだけ猛暑が続くと、漢方でからだを冷やしたい!と思いますよね・・・。
体を冷やすには寒の性質の生薬を使えばいいのでは?
と、思いますが漢方はからだ全体を考えなければなりません。
皮膚表面が熱を持っているとき、皮膚表面以外はどうなっているだろう・・・。
熱と寒は、人間の体の中で同時に存在しています。
つまり皮膚表面に熱が集中するということは、同時にどこかが冷えているということです。
言い方を変えると熱=血流ですから、皮膚表面に血流が滞るとき、同時にどこかが血流不足をおこします。
それはどこかな?
食欲は?胃もたれは?お腹の調子は?
答えは、胃腸。
胃腸が血流不足になり、冷えが存在します。
そこで最初の問題である、夏に皮膚を冷やす漢方とは・・・。
ズバリ、お腹の血流をよくする漢方、お腹を温める漢方です。
温める生薬で皮膚が冷たくなるなんて、おもしろいですね。
でも暑い日に熱い雑炊などを食べると、なぜか冷んやりする経験ありませんか?
写真の生薬はその一つ、人参です。

2014年08月20日

暑さで不眠には共通点が

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連日の厳しい残暑で、不眠のご相談が続きました。

ストレスで自律神経が乱れると、不眠の傾向が出ます。
ストレスというと対人関係や多忙などを思い浮かべることが多いですが・・・。
実は最も多いストレスは、騒音、気圧、そして気温です。
これらは目に見えないので自覚がなく、気づいたときは手遅れで病気が発症しています。

お客様「なんかこのごろ寝られなくて・・・」
このような人の経絡測定をすると、かなりの実証(つまり、毒素過剰状態)が共通してみられます。
また反応が出る生薬もみんな同じ。
「牛黄」です。他のものは全く反応しません。

文献によると
「マウスに牛黄またはその水エキスを経口投与すると中枢興奮薬の作用発現が抑制され、逆に中枢抑制薬の効果が増強される。(杉本重利:満州医学雑誌、33:1157、1940.)」
つまり脳を落ち着かせてクールダウンの作用があるようです。

2014年08月19日

汗をさわやかにする微量漢方

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「辛い汗」を止め「さわやかな汗」を出すお話し。

まだまだ残暑が厳しいですね。
外出時に悩まされるのは、汗。
汗の種類もいろいろあります。
まず、体温調節の汗。
これは、かくと体がらくになり、爽快感をともなう汗です。

気をつけなければならないのは、「脂汗(あぶらあせ)」
これは皮脂腺から分泌される汗で、痛みなどのからだの不快感とともに皮脂腺から出ます。
からだ(心臓など)に負担のかかる汗です。
脂汗は、人参(にんじん)石膏(せっこう)黄耆(おうぎ)その他の中から、経絡測定で体に合ったものを選びます。
当店では微量漢方で経口補水液に入れて使用してもらうのですが、この夏3回目という方が多数。
体温調節の汗は止めないので汗が全く止まるわけではないですが、汗のひきが早く、寝汗も減少します。
ホットフラッシュもらくになり、お客様のお気に入りです。

2014年08月18日

お茶で脱電解質症

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スポーツ後の水分補給にお茶を飲んで体調を崩したご相談。

昨日で夏季休業は終了・・・。
今日から心を入れ替えて、お仕事がんばりましょう!
夏休みの過ごし方は人それぞれ。
近場でゆっくりした人。
お墓参りした人。
帰省した人。
中には、マラソン大会に出た人も!

マラソンで大量の汗をかいた人。
麦茶で水分を補給したはずですが・・・。
なんと、その後吐き気がして体調を崩してしまいました。

お茶・ミネラルウォーターで水分補給している人たちに、私がいつも話すことは・・。
「汗をなめてください。しょっぱいでしょ?汗と一緒に塩分(=電解質)も流れ出るんですよ。」
このようなときは、電解質も水分と一緒に補給してください。
水分だけ補給すると体内の電解質(=塩分)が希釈され、体内環境が非常事態になります。
そこで体内の電解質濃度をもとに戻すため、下痢や吐き気が発症するのです。

一番手っ取り早いのは、経口補水液です。
またまたしつこく作り方を書いておきますね。

「水500㏄に塩小さじ4分の1と砂糖大さじ2杯を溶かす。」

昨日私はサマーソニック2014で幕張に行きました。
マリンフィールドでクイーンを観るため、3時間前からアリーナでスタンディング。
ものすごい熱気でしたが、経口補水液を飲んでいたので、最後までノリノリで楽しみました。
合計5時間立ちっぱなし。(前から4番目を死守)
一夜明けて今日、全く疲れが残らないという、人体実験済み。
まだまだ残暑厳しい夏、経口補水液で元気に乗り越えましょう!

2014年08月12日

牡丹皮(ぼたんぴ)で微量漢方の証明が!

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牡丹皮の文献を読むと、微量漢方そのものズバリ!が出てきます。

研究している方は気付いていないと思いますが、「希釈」という単語に反応しやすい私。
文献によると
「Paeonolの2000倍希釈液でStaphylococcus aureus およびStreptococcus faecalisの発育を完全に抑制。(太田達男、他:生薬誌、14:100、1960)」
素晴らしい!
なぜ効くのだろう、なぜ?なぜ?なぜ?
と考えなくてよいことがわかりました。
普通に「漢方は微量で効く」でいいのですね・・・。

ところで経絡測定をすると、この時期はたいていのお客様が脱水傾向です。
本人はまったくの無自覚。
そこで、起床時、帰宅後、入浴後は経口補水液を意識的に補給してくださいね。
「お茶、ミネラルウォーターは飲んでますが・・・」
がんばっていておしいですが、プラス電解質の補給も重要です。
脱水という言葉が誤解を生んでいるのですね。
「脱電解質水症」と変更したほうがいいかもしれません。

夏の健康情報でもうひとつ。
夏風邪予防は、ねているときの服装が大切です。
夏風邪をひいた人に「半袖短パンで寝てるでしょ?」というと、たいてい大当たりします。
しかし、それを直した人は、
「足首までのズボンで寝るようにしたら、お腹をこわさなくなりました。」
「足がつらなくなった。」
と、体調が改善しています。

いろいろ書きましたが、長ズボンで寝ることと、経口補水液を補充し、夏を元気にお過ごしください。
薬局秀ハーブラウンジは、17日まで夏季休業いたします。

2014年08月11日

茵蔯蒿(いんちんこう)の肝障害改善作用

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二日酔いにはコレです。

夏は暑気払いなど楽しい会合がたくさん!
駅の売店やコンビニで手軽に買えるウコンは、お酒を飲む前の健康増進に大人気です。
しかし漢方のイチオシは、これ。
茵蔯五苓散(いんちんごれいさん)という方剤です。
聞きなれない方剤ですが、即効性があって、帰宅までにアルコールの解毒が完了。
浮腫みもとれて、翌日の仕事がサクサクはかどります。
浮腫みやすい人にもおすすめ。

茵蔯五苓散の茵蔯蒿(いんちんこう)はキク科カワラヨモギの幼苗。
利胆作用もあるので、食べ過ぎにもOK.
宴会の飲み過ぎ・食べ過ぎにも対応できます。
文献によると
「四塩化炭素による実験的肝障害に対して(茵蔯蒿を含む方剤が)改善作用を示すことが報告されている。」
健康で楽しい夏休みをお過ごしください。


2014年08月08日

耳鳴りが牛黄(ごおう)の微量漢方で止まる

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飲むと耳鳴りが止まるそうです。

女性70代。
猛暑と疲労と台風の影響で、耳のそばでドーン、ドーンという音の耳鳴りが始まりました。
そのようなとき牛黄の微量漢方を飲むと、しばらくとまるそうです。
脳外科で診てもらっても、脳は異常なし。
牛黄をのみながら、なるべく早く耳鼻科で診てもらうように説明しました。

ここ数か月、生薬の文献を読み集めていると、すごいことに気づきました。
検証実験を生薬の希釈液で実施している文献が多数あるのです。
つまり微量漢方は長い間検証され、実証されています。
私はただ単にそれを実用しただけ。
それを実感して、本当に自信を持って活用することができました。
すばらしい研究文献と先生方に感謝の気持ちでいっぱいです。

上記の女性は、浮腫みで循環が低下したことが考えられます。
文献によると
「牛黄の主成分であるビリルビンはラット脳スライスにxanthine-xanthine oxidaseを添加して誘発した浮腫に対し、3×10⁻⁴g/mlで約50%の抑制作用を示す。(森下信一、庄司政満、小國泰弘、他:日薬理誌、98:435、1991)」

2014年08月07日

暑さによる自律神経失調症

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夏バテは暑さによる「自律神経失調症」です。

病院では不定愁訴といわれますが・・・。
生化学的検査やレントゲン、CTなどでは原因がわかりません。
主な症状は頭痛、めまい、全身倦怠感、動悸息切れ、不眠、肩こりなど。
しかし、経絡測定をすると原因が「ズバリ!」出てきます。
24箇所の経絡のどこかに滞りがあり、それが不定愁訴を作ります。

夏バテは高温によるストレスで、自律神経を乱し、不定愁訴を作ります。
今週は高温による不定愁訴が増えていますが、8割の人が経口補水液と田七人参で滞りがとれています。
そのようなわけで、田七人参の売り切れが続いています。

素晴らしいのは、長いお客様たち。
皆さん経口補水液を自分で作り、しっかり飲んでいるので高温によるストレスをほとんど受けず、経絡測定も滞りがほとんどなし。
健康は一夜にしてならず、決して短期間で完成するものではありません。
経口補水液は自分で作ることができるので、以下を参考にしてお作りください。

水500ccに砂糖大さじ2杯、塩小さじ4分の1を溶かす。

おやつなどで糖分が多い方は、砂糖を大さじ1杯でもOK.
夏は1日500cc程度摂取してください。

2014年08月06日

経口補水液の救急車抑制作用

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夏の間救急車で何回も運ばれた人が、経口補水液を飲んでから運ばれなくなりました。

夏に体調が悪くなるBさん。(女性)
以前は夏の間、下痢と嘔吐がひどくなり、何回も救急車で運ばれました。
でも検査しても異常なし。
経絡測定をすると、経口補水液で反応するので、この症状は「脱水」であることがわかりました。
それからは意識的に経口補水液を飲んでいるので、あれほどひどかった症状が、すっかり消失。
救急車を一度もよんでいません。

今日も経絡測定をしてみると、激しい実証傾向がみられました。
そこでいろいろ調べてみると、経口補水液と田七人参で正常になりました。

夏は田七が大人気です。

経口補水液は1940年に誕生しました。
体内の効率の良い水分吸収には砂糖と塩が必要であることが発見され、急速に広まったのです。(ユニセフ基礎講座)

所さんのCMでおなじみのOS-1は有名ですが、味がマイルドなアクアソリタも発売されました。
夏は経口補水液を500㏄飲んで養生してください。

2014年08月05日

人参(にんじん)の下垂体ー副腎系への作用

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寒冷刺激により大建中湯(だいけんちゅうとう)の需要が増えています。

「寒冷刺激」と難しく書くと訳のわからない難しい発症条件に思えますが・・・。
シンプルにいうと、アイスクリームや冷えたドリンクなどでお腹を冷やすことを意味します。
冷たいドリンク、かき氷、アイスクリームを食べ過ぎると、腸間膜や腸管の血管が収縮して腸の動きが局所的に亢進し、疝痛発作がおこります。甘く見ると大腸炎にもつながるので要注意!
冷たい物が美味しいこの時期、大建中湯は大人気です。
体質的にお腹をこわしやすい人は、冷たい物を食べた直後に大建中湯を予防に飲むことをおすすめします。

店の近くのカフェで、毎朝コーヒーを飲んで仕事を始めます。
常連のAさんは真夏ですがホットを飲みます。冷たい物を飲むとすぐにお腹をこわすからです。
私は、氷たっぷりのアイスコーヒーを飲みます。
もうこれだけでAさんは寒証、私は熱証であることがわかりますね。
Aさんには大建中湯がとてもよく合い、保健薬のように飲み続けていて快調です。
私はこの時点で大建中湯は合いませんが、ハードな寒冷刺激後(アイスクリームを5個食べるとか)は合う可能性があります。

大建中湯を構成する人参には下垂体ー副腎系への作用が報告されています。
「人参サポニンは視床下部ー下垂体に作用しACTH・コルチコステロン分泌促進作用を示す。(Hiai S、Yokohama H,Oura H,et al:Endocrinol Jpn 26(6):661,1979)」

コルチコステロンとは副腎で合成される副腎皮質ホルモンのひとつ。
抗炎症・鎮痛作用があります。


2014年08月04日

黄芩(おうごん)の抗アレルギー作用

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酷暑になると、黄芩が効きます。

連日の高温注意報で、体内環境ががらりと変化しています。
70代の男性。
指先のしびれとアレルギー性鼻炎のご相談でした。
経絡測定をしてみると、指先のしびれは脱水が原因。
指先は毛細血管という髪の毛より細い血管がはり巡らされているので、血液がドロドロすると循環しにくくなります。
汗びっしょりだったので、原因は脱水であることは明確です。

アレルギー性鼻炎は、いつも麻黄(まおう)を飲んでいるのになぜか改善しないそうです。
経絡測定で確認すると、やはり麻黄は反応しません。
麻黄は温める生薬なので、冷やす生薬で抗アレルギー作用のあるものをチェックすると・・・・。
黄連(おうれん)黄芩(おうごん)山梔子(さんしし)で見事な反応がありました。
連日の高気温で、体が炎症傾向になったので、冷やす生薬が必要になりました。
からだは周囲の環境に影響されやすいですね。
とりあえず脱水が心配だったので、経口補水液に黄連黄芩山梔子を入れました。

黄芩はシソ科コガネバナの根。
文献によると、黄芩の抗アレルギー成分はbaicalin,baicaleinと報告されています。(江田昭英:日本薬学会第100回講演要旨集、p292、1980)

2014年08月01日

黄柏(おうばく)のアレルギー性皮膚炎抑制作用

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黄連解毒湯(おうれんげどくとう)を構成する黄柏のおはなし。

夏になるとアトピーになる人が、けっこういます。
原因は自分の汗。
汗をかくとアトピーが発症するので、夏に悪化します。
今日もそのような人に経絡測定で方剤を選ぶと、黄連解毒湯で反応がありました。
黄連解毒湯は高血圧や飲酒の肝疲労に使われる方剤ですが、若い女性でアトピーの人にも人気があります。
黄連解毒湯を構成する黄柏は、ミカン科キハダの樹皮。
主成分のberberineにはIgE抗体によるアレルギー性皮膚炎を抑制する働きが報告されています。