参加ランキング

クリックで投票になります。
1日1クリック有効です。

にほんブログ村 健康ブログへ

人気blogランキングへ

人気blogランキングへ
Profile

菅野

菅 野 佐百合

  • 東北薬科大学 薬学部 製薬学科
    卒業
  • H13年度 薬剤師研修センター漢方薬生薬研修会 試問 合格
  • 薬局「秀ハーブラウンジ」
    取締役社長 管理薬剤師

■調剤業務に従事する傍ら、漢方薬・ハーブの研究を行う。
■自然療法・アロマテラピー・カウンセリング・フラワーエッセンスを学ぶ。
■漢方の希釈をマイペースで研究中。
著書に「超微量漢方パワーの奇跡」<廣済堂出版>、「難病を癒す免疫療法」(共著) <廣済堂出版>がある。

カウンタ
現在、TB、コメントは受け付けていません。

« 牛黄(ごおう)の抗酸化作用 | メイン | 黄連(おうれん)の血圧下降作用 »

白朮(びゃくじゅつ)の利水作用

P1030408.JPG
白朮の利水作用は、ミラクルです。

利水作用は利尿作用と異なり、体内の過剰な水分を不足しているところに運ぶ、水の巡りを改善する作用があります。
Aさんはアキレス腱を切ってから、水の巡りが悪くなり、浮腫みやすくなったそうです。
経絡測定で選んでみると、帰脾湯(きひとう)に反応あり。
ただ外傷が原因のため巡りを改善するには自助努力も必要で、ちょっと同じ姿勢が続くと、すぐに滞ってしまいます。
さて、Aさんの選んだ帰脾湯の白朮について。
白朮はキク科オケラの根茎。
成分はセスキテルペノイドとしてatractylone,などなど多数あり。

白朮は漢方医学的に利水作用の薬物とされ、そのため利尿作用の実験系で検討された例が多い。
白朮エキスを水負荷したラットに経口的に投与しても排尿量に影響しないという報告がある。(荻原丈寿、原田正敏:生薬誌、17:6、1963.)

尿量に影響しないところから、利尿ではなく利水であることが考えられます。