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Profile

菅野

菅 野 佐百合

  • 東北薬科大学 薬学部 製薬学科
    卒業
  • H13年度 薬剤師研修センター漢方薬生薬研修会 試問 合格
  • 薬局「秀ハーブラウンジ」
    取締役社長 管理薬剤師

■調剤業務に従事する傍ら、漢方薬・ハーブの研究を行う。
■自然療法・アロマテラピー・カウンセリング・フラワーエッセンスを学ぶ。
■漢方の希釈をマイペースで研究中。
著書に「超微量漢方パワーの奇跡」<廣済堂出版>、「難病を癒す免疫療法」(共著) <廣済堂出版>がある。

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2014年05月30日

汗の悩みは石膏(せっこう)

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汗ばむ季節がやってきました。

汗が出過ぎると、汗とともに電解質まで流出し、脱水症になりやすくなります。
脱水症は体内の水分+電解質が減少しておきる症状。
頭痛や吐き気、倦怠感、ふくらはぎがつるなどの症状が脱水症の主な症状です。
それを防ぐのに、石膏(せっこう)が大活躍します。
以前うちの店担当の宅配のお兄さんも「効いた!」と喜んでいました。(微量で効いた)

石膏は含水硫酸カルシウムが主成分。
石膏は天然石膏と化学石膏があり、漢方に使うのは天然石膏です。

石膏はワクチン投与の発熱ウサギに対して、体温調節中枢の亢進を抑制し解熱作用を示す。また、発汗をも抑制することが報告されている。(笵 聖第、張 宝発(訳):中薬学の臨床応用、P98、京都1987)(中山医学院:漢薬の臨床応用、P73、医歯薬出版、東京1984)(劉 寿山:中葯研究文献摘要P216、科学出版、北京1979)

人より少し汗が多いな~という人にはよく効きました。

脱水といえば、今週は私も発汗が気になるようになりました。
そのせいか明け方足がつるようになり、経口補水液を補給して寝たら、つらなくなりました。
経口補水液は自分でも作ることができるので、汗をかいたな~と感じたら、補給してください。
以下に作り方を書いておきます。
水500㏄に砂糖大さじ2杯、塩小さじ4分の1を溶かす。

2014年05月29日

更年期を軽くする大黄(ダイオウ)

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更年期のホットフラッシュに大黄が!

ホットフラッシュが酷くて眠れない人からのご相談。
さっそく経絡測定で漢方を選んでみると、更年期の定番「加味逍遥散(かみしょうようさん)」も「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」も合いません。
なかなか合うものが見つからず困っていたら、「便秘するんです。」
そこで大黄を含む調胃承気湯(ちょういじょうきとう)を検証したら、見事ヒットしました。
便秘すると、つきあげが酷くなり、ホットフラッシュも悪化します。
便秘の方のホットフラッシュは、排泄コントロールがキーポイント。
大黄は下剤としてあまりにも有名ですが、抗精神作用としてもしばしば使われます。
大黄はタデ科ダイオウ属植物の根茎。
アントラキノン誘導体のchrysophanol,emodine,aloe-emodine,ジアントロン誘導体の
sennosideA,B,C,D,E,F、フェノール配糖体としてlindteleyin,縮合タンニンとして(-)‐epicatechinなどなど数えきれない成分で構成されています。
抗精神作用で(動物に)水製エキスを腹腔内投与すると自発運動量を抑制したり、メタンフェタミンによる運動興奮を有意に抑制するという報告があります。(文献植木昭和:漢方医学、9:10、1986)
嗅球摘出ラットあるいは薬物により発現する攻撃行動を著明に抑制する。その作用機序は
大脳辺縁系のノルアドレナリン神経やドーパミン神経の活動性の抑制による。(藤原道弘、他:和漢医誌、332、1986)

これもざっくり話すと、気持ちを落ち着けたり、攻撃心を抑制する効果があるということです。もちろん、sennosideを含有するので便秘のファーストチョイス!
今回は大黄の神経系への作用をご説明しましたが、他にも多くの作用がありますので、機会があったらお話ししたいと思います。
上の写真は、大黄の塊です。

2014年05月28日

低気圧で頭痛の人に呉茱萸(ごしゅゆ)

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急な雨が増えだしました。それにともない頭痛のご相談も増えました。

「通院しているけど、頭痛が治らない」
低気圧の通過で、「突然の雨」が増えてきましたね。
低気圧はお天気だけでなく、人間の身体にも影響を及ぼします。頭蓋骨内の圧力や血圧に影響します。
とくに多いのは「頭痛」。
偏頭痛で通院しても治らない場合、お薬を飲むタイミングが合わないことも考えられます。
痛みが出てからでは、なかなか効きません。(自己注は即効性あるそうです。)
同様に、漢方も「頭痛がきそうだな」というタイミングで飲むと効きます。
お客様に一番人気は「呉茱萸(ごしゅゆ)」で、リターン多し。
これはミカン科のゴシュユの熟果を乾燥したもの。
主成分はインドールキナゾリンアルカロイドのevodiamine,rutaecarpineですが、そのほかに16種類以上の成分を含有し、この生薬だけでりっぱな漢方処方となります。
これはウサギを使った鎮痛作用が報告されています。(山田 有:岐阜医大紀要、5:269
、1957)静脈内注射により抗侵害受容作用が発現したそうです。
ざっくりいうと、痛みの受容器を抑制する作用。

うちのお客様たちは、もちろん微量で使用してます。
「悪くなりそうなとき、1粒水に入れてのむと、らくになります。」
と、飲むタイミングも完璧です。

2014年05月21日

親しい方を亡くされたときの心と体に

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今日は親しい方を亡くされたことが原因で体調を崩した方が続きました。

ご本人たちは、まさかそのショックが原因とは知らず、
「睡眠薬を使用しても眠れない。」
「胸がしめつけられるような痛み」
「疲労感」
などが悩み。
そこで経絡測定器で漢方を選んでみると・・・・。
沢山の方剤をチェックしても反応なし。
まったく経絡が流れません。
そこで釣藤鉤(ちょうとうこう)などを検証すると、不思議なことに流れます。
なにかストレスがありませんかと尋ねると、
「そういえば・・・」親しい方が亡くなられてから症状が出たということに、ご本人たちがこのときはじめて気づきました。
そこでエッセンシャルオイル(精油)を検証してみると、経絡の反応が早い!!!
エッセンシャルオイルは、香りの刺激を嗅細胞から脳に電気的刺激として伝達し、ダイレクトに脳に作用します。
そこで、反応の良かったオイルを当店オリジナルタオルに滴下し、しばらく吸入してもらうと、それだけで改善する人もいました。
オイル+微量漢方の組み合わせでかなり改善する方もいました。
使用するオイルはひとりひとり皆違います。
ペアでいらした方が2組いましたが、お互いのタオルを交換すると「強すぎてだめ」というように、他人には不快な香りになるので、注意が必要です。
香りが合わないばかりか、吐き気などの不快な症状を引き起こすからです。

2014年05月16日

AM・PMで漢方が変化

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AM(午前)とPM(午後)の漢方の変化を経絡測定で検証しました。

午前、仕事前の私の経絡は、心経の実証がありました。
心経は脳と血管に関連します。
経絡測定で生薬を選んでみると、荊芥(けいがい)細辛(さいしん)升麻(しょうま)石膏(せっこう)麦門冬(ばくもんどう)半夏(はんげ)連翹(れんぎょう)で、ざっくりいうとのどと鼻の炎症傾向でした。
確かに、少しイガイガするかな~という感じはあった。
それで、この生薬を組み合わせて煎じ薬を作り、ハーブティーのように何度も飲みました。
味もおいしい!

夕方、再び測定してみると、今度は心経は大丈夫ですが、大腸経の実証に変化しました。
漢方を検証してみると、荊芥と半夏・連翹は合いますが、そのほかは合いません。そして黄連(おうれん)人参(にんじん)などなど午前は選ばなかった生薬が出てきました。
やはり煎じ薬にして飲んでみると、しゃきっとします。
味も美味しいです。
お昼を食べ、同じ姿勢で仕事をしたために、大腸が滞ったのでしょうか・・・。

毎日漢方を変えるのは不可能かもしれませんが、せめて毎月漢方を変える必要はあることを理解してもらいたくて、検証しました。

2014年05月14日

「健康食品は害ばかり」の原因は

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「健康食品は益がなくて害ばかり」という日本医師会の見解ですが、その原因は・・・。

とにかく、効能効果が表示できない今の法律では、害が出やすいでしょう・・・。
例えばイチョウの葉。これは海外では高齢者に使用されていますが、日本では健康食品だから効能効果が表示できない。
おいしいか、のみやすいか、「健康増進」としか表示できません。
すると健康増進ならだれが飲んでも大丈夫ということで、イチョウの性質を考えないで皆が飲むと何パーセントかの人は健康被害に遭います。
生薬だって、薬だって、「誰が飲んでも安全」はありえません。
健康食品の働きを知り、自分の体質に合うか考えて飲めば、効果が望めます。
しかし働きを表示できない現状では、バクチのように飲んでみてあたるかはずれるかだけ。はずれるだけならいいけど、発疹が出れば鬼の首をとったかのように「害ばかり」といわれてしまう。

ということを日々イライラと考えていたら、昨日NHKのクローズアップ現代で
「健康食品が変わる   規制改革の波紋」という特集がありました。
内容を(今はやりの)コピペすると
「「デリケートになりがちな春のヘルスケアに…」「ハリと潤いのある毎日に…」。新聞、テレビ、ネットで日々宣伝される“健康食品”を巡って大幅な規制改革が行われようとしている。これまでは原則できなかった体への機能の表示を、メーカーの責任でできるようにするというのだ。狙いは1兆2千億円と言われる市場のさらなる拡大だ。しかし、課題も指摘されている。新制度がモデルとするアメリカでは、市場が急拡大した一方で、科学的根拠が乏しいのに機能を表示した商品が出回り、問題になっているのだ。この春から本格的に始まった規制改革の議論。健康食品の表示のあり方を考える。 」(NHKのHPより)

よかった・・・・。
いろいろ問題は出ると思いますが、コツコツとヒトに対するエビデンスを集め続けていたメーカーがわかりやすくなります。
番組でも動物実験ではなく、ヒトに対するエビデンスがあるかどうかが、今後の健康食品の信頼性につながるということです。
今までの法律はエビデンスすら表示できなかった。
「内容がたとえ事実であったとしても、医薬品としての承認許可を取得しない限り医薬品的な効能効果を標ぼうすることはできない」でした。
地道な研究をコツコツし続けている、素晴らしいメーカーも存在します。
そして素晴らしい商品を開発し、人を救っているのも事実です。
もちろん、私もお世話になってます。(感謝)

写真の健康食品たちは、私のおすすめです。

2014年05月07日

不安に思うこと

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現代の健康教育に不安を感じました。

カロリーやビタミンやコレルテロールなどの知識は豊富なのですが・・・。
連休中にカットしに行った先の美容師さんのお話し。
もちろん国家資格ですから、知識は豊富な方でした。
私が薬剤師とわかったら、美容師(女性)さんが
「ずっとお腹が痛むんです。」と話し始めました。
婦人科系かと思い、病院で診てもらったら異常なし。
内科に行っても異常なし。
どこが痛むの?とたずねたら、「ここ」と、おへその真下を示す。
それって、お腹の冷えですよ。
見ると、短い短パン(素敵な足ですが)姿。
ブーツを履いていた時期は、腹痛はなかったそうです。
美容師さん:「仕事させてしまって、すみません。」
帰り際に「漢方名、書いてください」ということで、大建中湯(だいけんちゅうとう)を書いてあげました。
今年はお腹を出すファッションが流行るとのこと、体調崩す人が急増するかもしれません。

何よりお腹の冷えに気づかず婦人科や内科に行くほど、日本の健康教育が低迷しているとは・・・。
お腹を出すと痛くなるよ、足を出していると風邪をひくよ、など基本に戻ることで、医療費削減することに気づいた連休でした・・・。

今日のお写真は亀戸天神藤祭りで見た、珍しい黄色の藤。