南田洋子さん死去 介護について
テレビでは美談に伝えられていますが、現実の介護は想像を絶する厳しさがあります。
読売新聞朝刊で、藤原瑠美氏が以下のように述べています。
「日本とスウェーデンを往復しながら、私がもっぱら心を曇らせていたのは、日本の介護現場が抱える閉塞感と離職率の高さである。・・・・・・・新型特老に働くある30歳代の介護職は、「賃金の問題もあるが、現場を知らない人が作った制度だから働きにくい。」・・・・・50歳代の責任者は「話し相手をしたり、一緒に散歩したりすることは保険給付の対象外。決められたとおりに働かされる」と苦笑していた。彼女は報告書作りに忙殺されている。」
介護サービスを受けるには、家族も介護ステーション側も、膨大な書類に記入しなければなりません。
特に個人情報保護法が出来てからは、倍増しました。
私も母の介護(要介護3~4)をしていました。
あるとき、仕事がたてこんで深夜の帰宅が続きました。
それまでは私が母の入浴をしていましたが、時間的・労力的に不可能だったため、入浴介助をお願いしたのです。
しかし、入浴サービス(自宅の)を受けるには、医師の診断書、委任状、などなど多くの手続きが必要で、すぐには受けられませんでした。
また、虚弱高齢者の体調は変化しやすく、車椅子に座れる日もあれば、めまいなどで寝たきりになる日もあります。
その都度、業者の方も家族も手続きで追われます。
介護だけでなく、書類手続きで家族も業者も疲れきってしまいます。
介護保険証だけでサービスを受けられるシステムにしてほしいですね。
