インフル重症化「免疫過剰反応」の誤解
今朝から数件、インフルを心配する電話が続きました。
「免疫過剰反応で重症化するんですよね。だから、免疫力を上げてはいけないんですね!」
免疫過剰ということばを聞けば、だれでもそのように誤解してしまいますが・・・。
じつは、免疫過剰反応する免疫細胞と、過剰反応しない免疫細胞があります。
過剰反応する免疫細胞が、「自己反応性T細胞」で、これがリウマチや膠原病などの自己免疫疾患の原因となる免疫細胞です。
本来ならば胸腺で排除されるのですが、免疫力が低下すると排除されなくなります。
免疫力低下すると、増殖するがん細胞のようなたちの悪い細胞ですね。
だから、免疫過剰反応する免疫細胞は、通常の免疫細胞と別物です。
ややこしくてすみません・・・。
とにかく、免疫力を上げることで、免疫過剰反応は防ぐことが出来ます。
上の写真の本は、「マンガ免疫学」萩原清文著 哲学書房
自己反応性T細胞の顔が悪人顔になっていて、そのあたりのことがわかりやすく表現されています。
