エスカレートするインフル差別
新型インフルエンザが各地にじんわりと広がりをみせていますが、その患者さんたちが職場などで不当な扱いを受けています。
ヒトの生老病死は、ごく自然なことなのですが・・・。
養老孟司先生の「あなたの脳にはクセがある」(中公文庫)に、以下の文章があります。
「生老病死とは、いわゆる四苦八苦の四苦である。私の好きな釈迦の説話に、「四門出遊」というのがある。釈迦が若いときに、自分が住んでいた城を出て遊ぶという話である。(中略)最初の門を出て赤ん坊に会い、次の門を出て老人に、第三の門を出て病人に、最後の門を出て死人に会う。(中略)都市の人は、その4つに出会ったことがない。それを諭している話なのである。
都市とはそういうところである。
そこに住むかぎり、ヒトは自らが抱え込んでいる自然、すなわち生老病死に気づかない。」
西洋医学的には、徹底してウイルスを排除しています。
でも、完全ではなかった。
一方漢方薬は、ウイルス(自然)と折り合いをつけながら暮らしていく養生法ですから、まわりに発症者がいても、差別はおこりにくいですね。
発症してしまう本人にも原因があるので、お互い様です。
たぶん大流行するであろう秋に向けて、病の向き合い方を変える必要がありますね。
