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Profile

菅野

菅 野 佐百合

  • 東北薬科大学 薬学部 製薬学科
    卒業
  • H13年度 薬剤師研修センター漢方薬生薬研修会 試問 合格
  • 薬局「秀ハーブラウンジ」
    取締役社長 管理薬剤師

■調剤業務に従事する傍ら、漢方薬・ハーブの研究を行う。
■自然療法・アロマテラピー・カウンセリング・フラワーエッセンスを学ぶ。
■漢方の希釈をマイペースで研究中。
著書に「超微量漢方パワーの奇跡」<廣済堂出版>、「難病を癒す免疫療法」(共著) <廣済堂出版>がある。

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2008年09月30日

肌寒いとカッコン・マオウ・ケイヒ

生薬 022.jpg
昨日は11月中旬の気温ということでした。
肌寒い日が続くので、葛根湯もどきの処方になりました。

葛根湯はカッコン・マオウ・ケイヒ・シャクヤク・カンゾウ・ショウキョウ・タイソウという7種類の生薬で構成されている方剤です。
昨日お話しした「傷寒論」では、寒が体内に侵入した直後に飲むとよいと書いてあります。
寒が侵入すると、時間が経過するごとに体調が変化し、最後は厥陰病(けっちんびょう)といって最悪の事態を迎えるのです。「寒」をあなどらないことと、風邪の予後が大切です。
微量漢方の上級者向き情報です。

今日の私の選んだ生薬は、カッコン・ケイヒ・マオウ(ここまでは葛根湯の生薬)とチモ・トウキでした。
昨日、体を動かして少し筋肉痛があるので、チモとトウキで腰痛を治してくれるかもしれません。
自覚症状が出る前に、微量漢方で体の状態を知り、予防することが大切です。

2008年09月29日

冷えとのどに

生薬 021.jpg
今日、私が選んだ微量漢方のポイントは「冷え」と「のど」です。
今朝起きたら、ひんやりとした空気に包まれる感覚がありました。
朝から冷たい雨・・・。
「寒」を感じたら、すぐに微量漢方を飲んでください。

一般に風邪薬はのどが腫れたり、くしゃみ・咳・熱がでないと飲みません。
でも漢方では、「寒」を感じたら、そのときが飲みどきです。
「傷寒論(しょうかんろん)」という漢方のバイブルは、寒に傷(やぶ)られたときの、生体の反応を6期に分けて検証し、各々の期に対応する漢方薬を説明した中国の医学書です。
これによると寒に傷られる(寒が進入する)第一段階は、背中のこり。
症状が出る前に飲んでおけば、症状を防ぐことができるし、出ても治りやすいです。
「症状が出ないのに、薬を飲むなんて~」と思われるかもしれませんが、漢方は予防医学です。
予防は、うがい・手洗い・漢方薬です。
ぜひとも予防法のアイテムに「微量漢方」をいれてください。

今日の私の微量漢方は以下の組み合わせでした。
甘草(かんぞう)・・・喉の保護
桂皮(けいひ)・・・体を温める
芍薬(しゃくやく)・牡丹皮(ボタンピ)・・・コリ
人参(ニンジン)・・・お腹を温める

昨日までは冷たいものをたくさん飲み、寝るときは夏用の布団だったので、今朝は涼しさを強く感じました。
このようなときが、微量漢方を飲むタイミングです。

2008年09月26日

9月微量漢方勉強会のご報告

生薬 020.jpg
昨日は9月の微量漢方勉強会でした。
昨日は自分に合ったメタボ対策の微量漢方を作りました。
人それぞれ体調が異なるので、組み合わせは皆違います。
選んだ生薬で自分の体調までわかるので、皆楽しく作っていました。

まずはじめに、ケイシとマオウからひとつ選びます。
選び方は、香りの好きなほうで選びます。
次にサイコ・ボタンピ・トウニン・トウキ・シャクヤクから数種類選びます。
最後にブクリョウ・チョレイ・ビャクジュツ・ハンゲから数種類選びます。
選んだ生薬を一粒ずつペットボトルのお茶に入れて、出来上がり!
これでメタボ予防になります。
(メタボリック症候群:内臓脂肪症候群のこと)
勉強会では、作用機序まできちんと説明していますが、ちょっと専門的で難しいです。
難しいのはいやだけど、自分に合うメタボの微量漢方を作りたい人は、店に遊びにきてくださいね!

2008年09月25日

モーニングコーヒーに微量漢方

生薬 019.jpg
今日は缶コーヒーに微量漢方を入れて飲みました。
今日の処方はケイシ・コウベイ・タイソウ・トウキです。
昨日は21時まで勉強会だったので、頭が疲れているのかもしれません。
勉強することに慣れていないので・・・。

せっかく微量漢方を使っても、どのように活用していいかわからない。
季節ごとの生薬の使い方を、教えてほしい。
このところそのような要望が増えたので、このブログを、毎日の私の処方日記にしてみました。
私は日常生活にごく自然に漢方を取り入れているため、漢方を飲むことは空気を吸うことぐらい普通のことなので、初めて漢方に接する人にはかなり説明が不足して、不親切でしたね・・・。「反省!」してます。
微量漢方は、簡単に生活に取り入れることができます。
今飲んでいるコーヒー、お茶、夕方はビールかな?それに5滴くらいいれるだけ。
直接5滴飲んでも大丈夫。
簡単に使えないと、どんなによい健康法も3日坊主になりますね。
私がものぐさだから、よくわかります。

今日の私の処方はケイシ・トウキ・コウベイ・タイソウですが、ケイシとタイソウで神経疲労を和らげます。
勉強すると、脳の慣れない回路を使うので疲れたのかもしれませんが、昨日は脳血管障害の予防にもなる医薬品の説明で、とても勉強になり有意義な時間を過ごすことができました。

2008年09月24日

秋のアレルギー対策に

生薬 018.jpg
秋口もアレルギー性鼻炎が発症しやすいです。
症状が出る前に、トウキ・マオウの微量漢方で予防しましょう。

今日の私が選んだ微量漢方は、キジツ・コウベイ・トウキ・マオウでした。
梨がおいしい季節になりましたね。
みずみずしくて、つい寝る前に1個たべてしまったため、朝起きたら胃がもたれて、キジツ・コウベイの証になりました。
キジツは胃に滞ったものを運び出す働きで、コウベイは胃の粘膜を保護する働きです。
そして、そろそろトウキ・マオウで鼻炎予防をしておくと、安心です。
マオウは抗ヒスタミン作用のある抗アレルギー剤の生薬です。
予防が大切です。

2008年09月22日

微量漢方日記

生薬 017.jpg
今日は朝から雨。
そのような日に私が選んだ微量漢方は、オウゴン・タイソウ・チモ・ボレイのブレンドです。

雨の日は、発汗しても汗が蒸発しないため、体温調節が難しく、熱がこもりやすいそうです。
特に夏の雨の日は、熱中症が急増するとのこと。
さすがにもう秋ですから、熱中症は少ないと思いますが・・・。
漢方でいう「熱」とは、体温だけではなく炎症のこともいいます。
雨の日は熱がこもりやすい・・・だから、雨の日になると痛みなどの炎症が出やすいのです。

私の健康法は、微量漢方を飲むことと、寝る前にオリザロースというサプリをのむことです。
微量漢方は毎日体調に合わせて作り変えています。
今日の私は、オウゴン・タイソウ・チモ・ボレイを選びました。
オウゴンとチモは、こもった熱を取り除く生薬です。
タイソウ・ボレイはリラックス効果。やっぱり月曜日は調子でないですね~。
でも、飲むと安心感からでしょうか、すっきりします。

2008年09月19日

陰にかたよりすぎたときの鼻炎

生薬.jpg
このところ、地球環境自体が陰に偏っているようで、人間も陰の気が強くなり、陽の気補充が必要になりました。
鼻炎も普通の鼻炎薬では効かず、数種の陽気補充生薬でなんとか治まっています。

陰陽とは、おおまかに説明すると、陰は弛むこと(衰退)で、陽は固まる(亢進)こと。
今の地球環境は、地震や水害などでまさに「陰」の状態です。
そしてその中で生活していると、なぜか陽の気が吸い取られるような感覚があります。
体が陰の気に傾くと、弛んでしまい、必要な栄養を体内にとどめる力が不足し、過剰な排泄がおこります。
イメージとしては、水道の蛇口が弛んで水が漏れ出ている状態です。
鼻炎もそのひとつ。
このところの鼻炎の人は、通常の鼻炎の漢方はあてはまらず、なぜか陽気を補充する生薬の組み合わせで改善しています。
蛇口を締める生薬が必要。

写真はそんな働きの生薬のひとつである、地黄(じおう)です。
ゴマノハグサ科カイケイジオウの根。

2008年09月11日

微量漢方の普通度

生薬 007.jpg
微量漢方は名前を見ると特殊な漢方と思われがちですが、実は普通のイメージ療法です。
普通なことの中に、本当に大切なものがあるのです。

写真の生薬は「生姜(しょうきょう)」
どこでも手に入る、ショウガです。
でも、生姜には消化吸収を助けたり、軽い発汗作用があったり、体を温めたり、様々な効能があります。

前置きが長くなりましたが、最近完璧に近い微量漢方のパワーポイントを作成しました。
私が伝えたいことは、日常生活をほんの少し省みること、そして希望のあるイメージをもつこと。
なぜなら、エネルギー(気)はイメージとともに流れるからです。
プロセスは、1省みること、2イメージです。
その材料となるものが、微量漢方です。
たとえば、微量漢方講座で「ショウキョウ」を選んだとします。
これを選んだときは、消化吸収をする力が弱いとき。
このことに気づくことが、1の「省みること」
そうすると、自然に消化の悪い食事を避けることができますね。
そして、実際にショウキョウの微量漢方を飲むことで、「イメージ」することが容易になります。
イメージすると同時にエネルギーが流れて、自然治癒力が出てきます。
たとえば梅干をイメージすると、唾液(消化酵素を含む)が出てくるのと同じです。
決して特別なことではないけれど、とても大切なことですね。
特別なことをきりがなく求める時代に、普通の大切さに気づくことを、微量漢方で発見できるといいですね。


2008年09月08日

ドーピング注意の漢方薬

生薬 006.jpg
スポーツ界で騒がれているドーピング。
漢方薬もドーピングに注意する必要があります。
主なものは、写真の麻黄(マオウ)を含む製剤です。

ドーピングって、昔はそれほど身近ではありませんでしたが、今は薬を扱う仕事をしている以上、慎重になる時代になりました。
当店にもスポーツ選手のご家族が相談に見えたこともあります。
簡単に風邪薬が購入できるので、スポーツ選手も自己治療でうっかり風邪薬を使用し、ドーピング陽性の可能性があるかもしれません。
それほど禁止物質は身近で、風邪薬・鼻炎内服薬・胃腸薬などに配合されています。

漢方薬では麻黄(まおう)を含む漢方処方が要注意!
風邪に使われる葛根湯:(かっこんとう)、アレルギーに使われる麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)、鼻炎の小青竜湯(しょうせいりゅうとう)、インフルエンザを緩和する麻黄湯(まおうとう)などには麻黄が配合されているので、スポーツ選手は要注意です。
心配な方は、各薬局にドーピング防止ガイドブックがあるので、お問い合わせください。

2008年09月02日

夏の疲れに小建中湯(しょうけんちゅうとう)

生薬 013.jpg
あっという間に9月になりました。
この時期は、夏ばての人が集中します。
現代の夏ばては、冷房と外気温の差が原因の自律神経失調症気味が多いです。
それで、小建中湯(しょうけんちゅうとう)が一番人気です。

8月は猛暑に集中豪雨に、毎晩の雷の騒音に、大変な1ヶ月でしたね。
月末は、大規模な防災訓練に参加しました。
災害時の物資の供給訓練ですが、参加してみると結構勉強になりました。
生まれて初めてはしご車に乗り、地上から30メートルを体験しました。
災害救助犬の黒ラブちゃんたちも、とてもお利口で、がんばってました。

さて、ここのところ夏の疲れで動悸息切れ疲労感のご相談が集中しています。
一番人気は小建中湯です。
小建中湯は筋肉痛をとる芍薬甘草湯のグループで、緊張感や虚弱体質を改善する処方です。
気候の変化によるストレスや、室内と室外の温度差によるストレス、雷の騒音によるストレスで、気づかないうちに神経が疲労し、体の緊張がとれにくくなっています。
体力があるときは緊張はすぐに回復するのですが、ストレスにより体力消耗すると緊張感が回復せずに、バランスが崩れます。
こんなときは、お風呂でリラックスし、小建中湯を飲むとラクになります。
小建中湯の構成生薬は
シャクヤク・カンゾウ・写真のケイヒ(シナモン)・ショウキョウ(生姜)・タイソウ(ナツメ)・コウイ(飴)なので、食品の延長線上のものばかりですから、安心して使うことができます。
風邪や胃腸の働きも改善してくれます。