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Profile

菅野

菅 野 佐百合

  • 東北薬科大学 薬学部 製薬学科
    卒業
  • H13年度 薬剤師研修センター漢方薬生薬研修会 試問 合格
  • 薬局「秀ハーブラウンジ」
    取締役社長 管理薬剤師

■調剤業務に従事する傍ら、漢方薬・ハーブの研究を行う。
■自然療法・アロマテラピー・カウンセリング・フラワーエッセンスを学ぶ。
■漢方の希釈をマイペースで研究中。
著書に「超微量漢方パワーの奇跡」<廣済堂出版>、「難病を癒す免疫療法」(共著) <廣済堂出版>がある。

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2006年12月28日

歳の市

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12月27日から29日は馬喰町の薬研堀不動尊の歳の市です。
江戸時代からの伝統ある市で、問屋街の協力で大出庫市が催され、人でいっぱい!

馬喰町は中央区に位置しているのですが、普段はのどかな落ち着いた場所です。
でもこの時期だけは、アメ横のような活気があります。
普段は一般の人は問屋街で買い物をすることができませんが、このときだけは各問屋が出店し、格安で買うことができます。
私は姪っ子たちにラビットのマフラーを650円で購入しました。(後項部の保護のため)
それから、私のカシミア入り靴下を、3足1000円でゲット。(三陰交の保護のため)
歳の市はあしたまで開催されていますので、是非のぞいてみてください。

今年一年、本当にお世話になりました。
今年の営業は今日で終了です。
ブログの更新は年明けとなります。
どうぞ良いお年をお迎えください。

2006年12月26日

自家製剤風邪薬

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クリスマスも終わり、年末年始休暇に向けてラストスパート!
当店は風邪薬を調剤室で調合しているので、よく効くと、好評です。
自分のところで調合した薬を自家製剤というのですが、製造する薬局が大分少なくなったそうで、まとめ買いする人がたくさんいます。

この風邪薬は咳止め・くしゃみ止め・鎮痛剤・解熱剤に生薬の桔梗(たんきり)と甘草(筋肉の痛みを取るなど)が配合された、風邪のあらゆる症状に効く風邪薬です。
甘草が配合されるので、甘味がありのみやすい味です。
なぜか、とてもよく効くそう。

同時に予防に励んでください。
うがい・手洗い・マスクは常識ですが、もうひとつ漢方らしい予防法をお話します。
漢方では、風邪の原因を風邪気といい、この邪気は後項部(首のうしろ)から入るといわれています。
ですから、マフラーやタートルネックで首を保護すると、風邪気が入りにくくなるのです。
簡単なことですが、是非お試しください。

2006年12月22日

手荒れに自家製ローション

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今年の業務は残すところあと1週間。
昨日は早めに大掃除をしました。
雑巾絞りに拭き掃除をして、気づいたら手がガサガサになっていました。
そのようなとき、自家製ローションが何よりも効きます。
もう、手がすべすべになりました。

ハーブの知識を加えて自分でブレンドする、特製ローション。
ローズウォーターとグリセリンを半分ずつ混ぜて作ります。
グリセリンには肌をやわらかくする作用があるので、乾燥したり洗剤でガサガサになった手を、すべすべにしてくれます。
ローズウォーターは、ダマスクローズの精油を作るときにとれる、ローズ水です。
ダマスクローズはローズの最高級品で、化粧水にほんのわずか入っただけで○万円の価値がつく貴重なバラで、香りも爽やかで上品な香りがします。もちろん、美肌効果はあまりにも有名です。

冬のお肌の乾燥には、様々なクリーム・ローションが販売されていますが、いろいろ試してこの方法が私にとって一番でした。
市販品ではシャ○ルのボディクリームは基剤の質がよく、すぐにお肌がすべすべになりお気に入りでした。

自家製ローションの材料費は2000円くらいで、一冬充分使うことができる量になります。
無添加でお肌に安全なことも、お気に入りの理由です。
乾燥して体がかゆくなる人にも、大好評でした。

2006年12月21日

ノロウイルスに黄芩湯(おうごんとう)

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ノロウイルスに感染したとき、リスクを少なくする漢方薬のひとつに黄芩湯があるという文献を、メーカーの方がFAXしてくださいました。
黄芩は、抗アレルギー作用やインターフェロン様活性が報告されている、免疫系に作用する生薬です。

漢方薬は菌やウイルスを排除するのではなく、菌・ウイルスで受けるからだのダメージを減少する働きがあります。
つまり、からだ側の過剰反応をやわらげるのです。

黄芩湯は黄芩・甘草(かんぞう)・大棗(たいそう)・芍薬(しゃくやく)で構成されている漢方薬。
黄芩はコガネバナの根の部分で、煎じるとはっきりした黄色い液となり、とても苦いです。
しかし不思議なことに、お腹をこわしたときに飲むと、緑茶のような心地よい苦味に感じてごくごく飲むことができます。
芍薬は鎮痛作用があるので、お腹が痛いときにも効きますよ。
私もお守り代わりに、家に持ち帰ろうと思います。

2006年12月20日

絶体絶命のときに使う牛黄(ごおう)

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牛黄はなんと牛の胆石で、牛1000頭に1つとれればラッキーといわれている貴重な生薬です。
鎮静・解熱・強心・抗高血圧作用があり、喘息発作にも効きました。
高熱があるのにどうしても出かけなければならないときの、お助け漢方薬。
昔からある宇津○命丸などの子供の薬にも入っている成分ですから、安全です。

こんなすごい薬なのに、なぜ普及しないかというと、値段。
オーストラリア産の上級品は、1グラム6000円が相場です。
神農本草経では上薬に分類されています。
この中で、薬は上・中・下に分類されていますが、これは効く効かないを分類したのではなく、上にいくにしたがって、毒性がなく飲めば飲むほど体によいということを意味しているのです。

社会生活にどっぷりつかっている私たちは、できる限り自然に近いライフサイクルを取り戻す必要があります。
そのことを教えてくれるのが、病気です。
夜は寝て、朝は起きる。
都市型人間は、人工物の中で暮らしているために、自然の力を感じる機会は少ないのですが、潮の満ちひきや満月の日の人間の異変、そして病気は、抗えない自然の力です。

「ずっと漢方飲み続けなければいけませんか?」
このようなご相談は、週に何件もあります。
漢方を使う理由がわからないと、不安になるのは自然なことです。
不規則な食事、睡眠不足、運動不足、逃げ場のない過剰なストレス・・・。
自然に抗わなければならない社会生活は、リスクが高い。
だから、毎日「今日はリスクが高い日だったなー」と、感じてみてください。
そのリスクを少なくする方法が、漢方薬です。
それがわからないで漢方薬を使い続けると、自分の力では解決不可能と思えて、不安になります。
先人たちが「謙虚さ」を伝えていますが、自然(からだ)に対する謙虚さがキーワードではないでしょうか。
私もよく忘れます。(反省)


2006年12月19日

肝疲労に茵蔯五苓散

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忘年会シーズンですが、この時期に多いご相談は「肝臓に効くものないですか?」。
茵蔯五苓散(いんちんごれいさん)は、肝疲労に効く漢方薬です。

アルコールを好むのは人間だけではなく、野生動物も同様です。
「サルが生涯の早い時期に体験するストレスが大きいほど、おとなになったときに自発的に飲むアルコールの量が多くなるのである。」(動物たちの自然健康法 シンディ・エンジェル 紀伊国屋書店)
サルたちはストレスがあると、一種の自己治療としてアルコールを摂取するそうです。
鳥も象も昆虫も、アルコールを飲みます。
しかしなぜアルコール中毒の動物たちがいないのかというと、
「有害な依存症を発達する機会にめぐまれないだけなのだ。(中略)アルコールにおぼれる個体はすぐに捕食者の餌食になる。」
そして「今やわが人類は大量のアルコールを作り出し、その結果に悩んでいる。」
捕食者の餌食にならない程度に、宴会を楽しんでくださいね!

2006年12月15日

ウイルス対策

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ノロウイルスで身近でも家族全員感染!という話を聞きますが、吐き気や下痢で体が疲れているときは、カッコウ正気散でらくになりますよ。

写真はおなじみのカッコウ正気散。
病の邪気が体内に入ると、体はその対応に疲れきってしまい、消耗します。
西洋薬は病邪気を追い出すことを目的としますが、漢方は消耗した体を癒すことを目的とします。
病邪気を追い出すことはもちろん大切ですが、追い出せば追い出すほど、病邪気は学習能力があるので、巧妙な手口で再び侵入しようとするのです。
ゴキブリを例にすると、はじめはホウ酸団子で駆除できたゴキブリが、次第にホウ酸団子で駆除できなくなるばかりか、ホウ酸団子を好んで食べるくらい進化してしまいます。

まわりくどい説明をしましたが、ウイルスや細菌をやっつけることばかりに意識が偏ると、どんどんやっつけられなくなります。
ではどうすればよいかというと、自分の体を信頼して、ウイルスと協調することも大切です。
自分の体を信頼する助けとして、漢方を使用してください。
漢方はウイルスに負けない体を作ってくれますよ。

2006年12月13日

ニキビの特効薬は薏苡仁

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薏苡仁(よくいにん)は、薏苡仁湯とは違い、薏苡仁だけを原料とした単味の処方です。
ハトムギという名で親しまれていますが、ニキビの特効薬です。

薏苡仁も、味は香ばしくて、自然な甘味があって、美味しい漢方薬。
私が薬剤師なりたてのとき、顔中真っ赤なニキビができた若い男性から、「これに効く薬、ありませんか?」と相談を受け、だめもとで(すみません)薏苡仁をお出ししました。
それから2週間後、「もう一瓶ください。」とリターンがあったのですが、お顔を拝見すると、ニキビはなくなりつるりとした綺麗なお肌に変化していました。
これには薬局中の人が驚きました。
それ以来、私はニキビで悩む人には、安心して薏苡仁をおすすめしています。
最近も、お肌がとても美しくなって驚いた方がいました。

2006年12月12日

お菓子のような甘麦大棗湯

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甘麦大棗湯(かんばくたいそうとう)は、お菓子のようにあまくて美味しい漢方薬。
効能を読むと神経症・不眠症と書いてあり、ギョッとますが、西洋薬のような副作用がないので、気分をリラックスさせたいとき、一口飲んでも大丈夫!
決して危ない薬ではありません。
甘いものは緊張を緩める働きがあります。

甘麦大棗湯は、小麦・甘草・大棗(なつめ)で作られるとても安全な漢方薬です。
不眠や神経症の薬として有名ですが、その味は甘酸っぱくて香ばしくて、口に入れた瞬間ホッとする味です。
粉薬も美味しいですが、煎じ薬はジュースのように美味しいので、ハーブティー代わりに飲むのもおすすめ。
ニュースを見ると不安材料だらけの毎日、甘麦大棗湯でリラックスしませんか?
眠くならないので、受験生にもおすすめします。

2006年12月11日

鼻かぜに麻黄附子細辛湯

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寒い場所にいると、鼻水がズルリ!という経験はありませんか?
そのようなとき即効性のある漢方薬は麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)です。

きょうは鼻かぜのご相談が多かったです。
寒い時期の鼻かぜは、なんといっても麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)が効きます。
麻黄(まおう)も附子(ぶし)も細辛(さいしん)も、皆からだを温める生薬。
体を芯から温めて、鼻の不快な症状を取り除いてくれます。
一般的には風邪や気管支炎の漢方薬ですが、鼻炎にとてもよく効くのです。
アレルギー性鼻炎にも効きます。
ところで、この漢方薬を構成している麻黄(まおう)は、アルカロイドとしてエフェドリンを含んでいるため、スポーツ選手は使うことができません。
麻黄は葛根湯などの風邪薬にも使われているので、ドーピングに注意しなければならないスポーツ選手は、風邪をひいても残念ながら葛根湯を使うことはできないのです。

写真のビンに入っているのは微量漢方の麻黄附子細辛湯です。
鼻の症状で悩む人は、健康法として普段から微量漢方で麻黄附子細辛湯をのみ、症状が出たときは粉薬を飲むというように、ふたつの方法でケアをすると万全です。

2006年12月08日

ノロウイルス対策にマイスリッパ

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ノロウイルスは冬期のウイルス性胃腸炎で、カキなどの貝類が原因食品であることが多く、感染者の吐瀉物・下痢便で感染します。このウイルスは空気中を浮遊するので触らなくても感染します。
そのためウイルス対策に、当店では「マイスリッパ」のプレゼントをしています。

ノロウイルスに限らず、ウイルス感染を防ぐために、スリッパをひとりひとりにお渡しすることにしました。
布製で、お洗濯もできます。
白いケース入りで、ネイビーカラーもおしゃれで、お配りすると皆大喜び!
毎週来店する人には、「スリッパキープ」もしています。

ウイルスは細菌とちがって、細胞膜をもたないため、抗生物質は効きません。
だから、自分の免疫細胞でウイルスを攻撃することだけがたよりです。
ノロウイルスは感染したら24~48時間で吐き気・下痢の症状がでます。
大体は1日から2日寝ると治ります。
鍋物の美味しい季節、カキをたべるときはよく火を通しましょう!

2006年12月07日

男性に多いハーブ好き

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「ハーブが好きなんだけど、ハーブショップって女性専用なんでしょ?」
作業着で現われた男性がため息をついて、
「ローズウッドにローズマリーに・・・」と、詳しいのには驚きました。
ハーブは老若男女なく皆を癒してくれますから、恐れることなくご来店ください。

ハーブというと、リボンやレースが似合う女性の療法というイメージがありますが、実はなにかのきっかけで店に来る男性は、エッセンシャルオイルを見つけるとすぐに手を伸ばします。
「興味はあったんだけど、ハーブショップは入りにくくて。」
そして、「いい匂い!」とオイルを購入していきます。
ハーブティーも人気があります。
プレゼントに購入する方もいますよ。
よく女性のお客様が「うちの主人は健康に無頓着でいやになります。」とこぼすので、男性でハーブに関心を持つ人と出会うと、自分の体は自分でケアする心がけに、ゆとりを感じます。
病気になったら病院へいけばいいさ、という人が多い中、普段からケアに心がける真摯な態度は、男女を問わず公衆道徳のあるなしの基準。
男性も、ハーブで心地よい毎日を過ごしてください。
ストレスに対する感受性が低下しますよ!

2006年12月06日

インフルエンザ予防

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インフルエンザはせき・くしゃみなどの飛まつ感染で広がります。
基礎的なマスク・手洗いで4割防ぐことができるのです。
それと同時に大切なことは、睡眠・休養で自己免疫を高めること。

インフルエンザはインフルエンザウイルスによって感染します。
ウイルスは細菌よりもずっと小さい生物です。
そして、ウイルスのやっかいなところは遺伝子に紛れ込んで、人間の遺伝情報に作用します。
このウイルスをやっつける一番の主役は、自分の免疫細胞。
免疫細胞は白血球を構成する成分です。
この免疫細胞の働きをよくするために、休養と睡眠が必要です。
活動するパワーを免疫細胞に分け与える気持ちが大切です。

風邪をひいて喉が腫れるのは、のどに病原菌やウイルスが集められて、免疫細胞の攻撃を受けるからです。集められる場所を、リンパ節とよびます。
このリンパ節は体のあちこちにあります。
免疫細胞の攻撃は、化学反応であり、そのとき反応熱が出ます。
その反応熱を測定するのが体温計で、わきの下もりっぱなリンパ節です。


2006年12月05日

熱(炎症)による冷え

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最近手足の冷えのご相談が増えましたが、原因を漢方的に調べると、熱(炎症)による冷えが増加しています。

「手足が氷のように冷たくなります。足浴・カイロを使っても、効果がありません。」
このようなときは、どこかに炎症があることを考えてみると漢方薬が見つかります。
炎症は、
喉の渇き
唇の乾燥

などとして現れる場合が多いです。
写真の漢方薬は白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)という傷寒論の太陽病(寒に傷れる初期症状)に使われる漢方薬。
葛根湯と同じ位置づけですが、メジャーではありません。
味見をしてもらうと、酷い冷え性の人にとてもよく合う場合があります。
熱による冷え性なんて、対極的で理解し難いですよね。
でも、熱も冷えも同じ体で同時におこるのです。
一方に熱が偏在すると、もう一方は熱不足となり、それが冷えとなって発現します。
お風呂の追い炊きをイメージするとわかりやすいかな。
かき混ぜる前は、一方が熱くてもう一方はぬるいですよね。
体内もかき混ぜて、熱を均一にする必要があるのです。

2006年12月04日

寒さに傷(やぶ)れる

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寒さに傷(やぶ)れると、様々な症状が出ます。
その症状だけで漢方のバイブルといわれる傷寒論(しょうかんろん)が出来上がったのです。
寒というものはナイフのように体を傷つけます。
寒は具体的に見ることができないエネルギーですが、感じることができるエネルギーですよね。

いよいよ師走がやってきました。
今日はがくんと気温が下がりましたね。
とたんにご相談が倍増しました。
エアコンや温かいコート、カイロなどの暖房用品で自分の冷えを認めることは難しくなりましたが、風邪をひいたとき、痛みが出たときに、やっと寒さと向き合うことができるのです。

寒い季節はどれだけ早く「傷寒」に気づけるかで、その傷口を最小限に止めることができます。
痛みや風邪の症状で不安になっている方は、早く傷寒に気づけて「ラッキー」と考えてください。
それ以上傷口を広げないチャンスに気づけたからです。
その感覚で自分を守ることができ、大きな病気につながる心配がありません。
あまりに体力を消耗すると、風邪をひいたことにも気づけなくなります。
傷寒に気づけずに、そのまま無理をしてしまうと、傷寒が筋肉・骨髓に到達し、治りにくくなります。
傷寒のファーストチョイスは葛根湯(かっこんとう)や桂枝湯。
天気予報を見て、気温が下がりそうなときは、あらかじめ飲んでおくといいですね。
微量漢方で葛根湯をこまめに飲むこともお勧めします。