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Profile

菅野

菅 野 佐百合

  • 東北薬科大学 薬学部 製薬学科
    卒業
  • H13年度 薬剤師研修センター漢方薬生薬研修会 試問 合格
  • 薬局「秀ハーブラウンジ」
    取締役社長 管理薬剤師

■調剤業務に従事する傍ら、漢方薬・ハーブの研究を行う。
■自然療法・アロマテラピー・カウンセリング・フラワーエッセンスを学ぶ。
■漢方の希釈をマイペースで研究中。
著書に「超微量漢方パワーの奇跡」<廣済堂出版>、「難病を癒す免疫療法」(共著) <廣済堂出版>がある。

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2006年11月30日

今年最後の勉強会

P1000401.JPG
今日は今年最後の勉強会なので、メンバーで記念撮影をしました。(掲載許可済み)
楽しそうでしょ!
明るく素敵なメンバーと楽しい時間を共有できて、感謝しています。

この勉強会は、漢方をエネルギー的に理解していく勉強会ですから、「漢方の勉強!」を期待する人は驚
くかもしれません。
「エネルギー的に理解」とは、知識で理解するのではなく感じることで理解する方法です。
具体的には「味」「香り」「波動」
美味しい味を知識として説明するのは難しい。
でも、食べてみると美味しいかそうでないかがわかります。
それがエネルギーを理解する方法のひとつです。

そしてそのとき集まった人の知りたいこと、関心があることが、本・プリント・言葉などの情報で次々伝えられます。
ですから、基本的なテーマはありますが、本当のテーマはその場にならないとわかりません。
今日も開始30分前に「呼吸法もやろうかなー」とコピーしたら、帰り際に「呼吸法を知りたかったんです。」といわれ、驚きました。
私たちも次々発見があり、毎回ワクワクしています。
今日の基本的テーマは「肺の気滞り・熱証」
肺の気に関連して呼吸法が出てきたようで、効果的なエネルギー獲得呼吸法を練習しました。
でも、イメージはエネルギーに向けて、呼吸に集中するのではありません。
おすすめ漢方薬は桔梗石膏(ききょうせっこう)で、3人が当てはまりました。
尾川さんのテーマは「お酒」Vinum。
Wineの語源だそうで、百薬の長の語源の説明もあり、目からウロコの勉強会でした。
ブログによるご参加もありがとうございました。
来年は1月25日に実施します。

2006年11月29日

せき・鼻水に麻黄附子細辛湯

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風邪の王道、せき・鼻の症状に麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)がとてもよく効きます。
これも鼻炎で苦しんだ私の実証済み!

セラピストに適した人の条件に「病気が多い」ということを、ある本で読んだことがあります。
自分の体で検証できるからです。
しかし、その実体験が偏る場合もあるので要注意!
肝に銘じておかなければならないことは、「ひとりひとり皆違う」ということ。
そこを基本にしないと、単なるはた迷惑で終わってしまいます。

さて、麻黄附子細辛湯は、せき・鼻水の特効薬です。
どのような傾向があるとき効果が出るのかというと、
お風呂で体が温まると、のど・鼻の状態がよくなる
ときです。
麻黄附子細辛湯は、常にお風呂で体を温めた状態を保ってくれます。
アレルギー性鼻炎にも効くので、春が心配な人は、今から微量漢方で飲んでおくことをおすすめします。

2006年11月28日

カイロの効果的使い方

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寒くなると、ご相談は2つのことに集中します。
風邪対策と冷え性対策。
きょうは冷え性対策「カイロの使い方」を説明します。

私自身が生まれたときから酷い冷え性で、電気毛布が手放せない身体でしたので、充分実証済みで、自信を持って説明します。
といっても、かつての友人のおかげです。

薬局に勤めていたとき、夜間は鍼灸学校に通う薬剤師と一緒に仕事をしていました。
彼女はとても優秀で、いつもカードをポケットに入れて休み時間はお勉強。
あるとき生理の重い私は、冷えと腰痛で脂汗が出て目の前がクラクラしたとき、彼女から
「三陰交に皮内鍼をうつとラクになるわよ。」といわれ、半信半疑のままやってみると、魔法のように腰が軽くなり、足先がぽかぽかしてくることを体験しました。

三陰交とは、足首近くの内くるぶしから指3本上にあるツボです。
関心のある方は、ちょっとその場所を押してみてください。
青たんのような痛みを感じませんか?
そして、そこがまさに冷えを治すツボです。
冷えのご相談のときは、靴下の上から、その場所にすぐカイロを貼っちゃいます。
すると、数分で「手が暖かくなりました。」となります。

私の母は要介護4で、一日中車椅子に座っているため、秋口からひざの冷えがひどくなり、はじめはひざにホカロンを貼りましたが効果ゼロ。(ひざ掛けも、サポーターも効果ゼロ。)
少し考えて、三陰交に貼ったとたん、夜中まで足先が温まるようになりました。
冷えの酷い人、生理痛でお悩みの人は、是非お試しください。
必ず、靴下の上に貼ってくださいね。


2006年11月27日

喉が痛い

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喉が痛い人が急増中です。
このような時は、桔梗石膏(ききょうせっこう)がおすすめ。

前回は喉のエネルギーの滞りについてのお話でした。
今回は、このようなときに使う漢方薬のお話です。
桔梗石膏は咽痛・咳止めに効果がある漢方薬です。
この漢方薬は桔梗・石膏で構成されています。
桔梗は消炎・鎮咳作用。特に咽痛に効果があります。
石膏は消炎・鎮痛作用。

声を出す人には、心強い漢方薬ですね。
味はほとんどありません。

2006年11月24日

プラダを着た悪魔 伝える大切さ

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話題の映画「プラダを着た悪魔」を見てきました。
一流ファッション誌を舞台に上司と部下それぞれの立場で、一生懸命「自分に正直」に生きていくパワーに感動しました。
衣装もセットも華やかですが、スポーツのように爽やかな気分になれる映画です。

私の年齢まで仕事を続けていると、どうしても鬼上司「ミランダ」の立場で見てしまいます。
若いときは鬼上司と感じますが、一人前になるためにはきれいごとは通用しません。
与えられた仕事をこなせるか、できないか。
でも、実は本人が「やりたいか」「やりたくないか」なのです。
部下を次々冷酷に「切る」ミランダは、実はその明確さで部下にエネルギーを与えています。
なぜなら無理難題をこなすという、超能力を開発するきっかけになっているのだから・・・。
そしてできないとき(やりたくないとき)は、新たな道を臨機応変に探すきっかけになります。

「やりたい」か「やりたくない」か、意図を明確にして正直に伝える勇気を与えてくれるのは、「ShameFree」というエッセンスです。
心から正直に伝えれば、ストレスで身体にダメージを受ける心配はありません。
漢方では、心の状態がすぐに身体に出るという「五行理論」が基本で、正直に伝えられないストレスは喉の症状に出やすいです。
うがいより効果があるかもしれません・・・。

2006年11月22日

子供の風邪発見方法

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子供の風邪のご相談が多くなりました。
食欲なかったり、元気がなかったり・・・
大人のように症状が説明できないので、家族は苦労してますが、香りでチェックすると明確にわかります。

何の香りを使うかというと、ローズウッド
この香りが心地よいと、風邪薬の飲み時です。
この段階でのんでおけば、軽い症状に抑えることができます。

昨日今日と、「熱は出ないけど、吐き気」という症状が目立ちます。
おすすめの漢方薬は消化器症状の風邪に強い、カッコウ正気散。
あしたはお休みの人も多いようですから、ゆっくり休んでくださいね!
風邪は3日寝ると治る病気です。
ついでにインフルエンザは5日寝ると治る病気です。

2006年11月21日

咳といっても・・

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咳といっても使用する漢方は人それぞれ皆違います。
どういうとき咳が出るのか、その状況によって、漢方薬が違うのです。

以前お話しましたが、漢方薬はめがねやマスクなどの身につける装身具の働きがあります。
ここ数日急激に気温が低下したので、風邪の相談が急増中。
漢方薬は身体に負担がないので、需要が大きいです。

冷たい空気を吸うと咳が出る人は、マスクの働きをする「麻黄附子細辛湯」(まおうぶしさいしんとう)
布団に入って温まると咳が出る人は、清涼感を与える「小柴胡湯加桔梗石膏」(しょうさいことうかききょうせっこう)
ストレスで咳が出る人は、気持ちをほぐしてくれる「半夏厚朴湯」(はんげこうぼくとう)
まだまだありますが、今日はこのへんで終わりにします。
咳でお悩みの方、どういう状況で咳が出るのか、ワクワクして観察してください。
きっと一番合った解決法が見つかりますよ!

2006年11月20日

肩こり

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急に寒くなったため、今日は肩こりのご相談が2件。
原因は人それぞれであるため、「コレ!」と限定することは不可能です。
味見してもらって、選んだ漢方薬で考察しました。

何を隠そう、私も慢性肩こりです。
私の場合、酸素を吸うとらくになります。
肩こりは肩の血液循環が滞ると、おこります。

黒い粒は、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)です。
コレを選んだ人は瘀血といって、血液が汚れていたり、毛細血管がもろいなどが原因で循環が滞って肩こりをおこしています。
徹底した食事管理が必要で、肩こりだけの問題ではないのですが、お話をうかがうと「グルメ」です。

粉薬は苓桂朮甘湯(りょうけいじゅっかんとう)。
コレを選んだ人は、血液細胞が細胞内液を多く含みすぎて、それが浮腫みとなり、血管をうまく通過できない状態。
「そういえば、足も浮腫みます」とお話してました。

私の肩こりは、酸素不足でおこります。
もともと肺と気管支が弱いので、酸素を吸い込む力が弱いようです。
肩こりの原因物質のひとつは「乳酸」で、これがじゃまをして血液循環を滞らせます。
乳酸は酸素によって水と二酸化炭素に分解されるので、酸素を吸うと肩が柔らかくなります。

肩こりの原因はまだまだあるので、順次ご報告しますね!

2006年11月17日

漢方試食セット

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私の選び方は、「美味しく感じる漢方薬」を見つけること。
そのために、はじめは数種類の候補をお送りして試食してもらいます。
そうやって選んだ漢方薬は、確実に効きます。(うんと強気!)

写真は、漢方試食セットの一部。

<ラットは体内の塩分濃度が下がると「感度が良くなる」特殊な味蕾をそなえている。つまり、塩分濃度が下がると、塩がおいしく感じられ、これが動機となって塩を探すのである。>
           動物たちの自然健康法 シンディ・エンジェル 紀伊国屋書店

味覚は体の状態を教えてくれる、内臓からの感覚です。
いろいろ勉強しましたが、このようなシンプルな選び方に到達しました。
知識でも物でも、身につけて経験して、やっと「必要ない」ことがわかり、手放すことができました。
身軽になるために、身重を経験するのかな・・・。


2006年11月16日

風邪薬ファイル2

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漢方風邪薬は葛根湯(かっこんとう)が有名ですが、白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)も記憶してください。
葛根湯が温かいコートなら、白虎加人参湯は高熱のときラクにしてくれる「アイスノン」です。
写真は白虎加人参湯のエキス剤(顆粒)

風邪に感染したとき、人によって反応の仕方は様々ですが、大きく分けて2通りあります。
ひとつは、寒気がして毛布にもぐりこみたくなる症状。このような時は、温めてくれる葛根湯を使います。

もう一つは、喉が渇いて、熱くてセーターなんて着てられないとき。このような時は、白虎加人参湯。
白虎加人参湯はその中の石膏(せっこう)がアイスノンのように働き、清涼感をもたらせてくれるのです。
一般に風邪をひくと皆同じ風邪薬を使用しますが、漢方薬は症状別の使い分けがあるので、高熱が出ても身体はラクで、高熱に負けないように体を支えてくれます。
ついでに説明すると、風邪はウイルス性ですから、38度以上で不活性化するので、なるべく熱は出すべし!
ただし体力がないときは高熱は危険なので、水が飲めなかったり(水を飲んでも吐いたり)、身体に力が入らなくなったら、アセトアミノフェン系の解熱剤をご使用ください。

意外に白虎加人参湯タイプは多いです。
葛根湯と2種類常備しておくと、安心。

2006年11月15日

漢方の風邪薬はコート代わり

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漢方の風邪薬は、副作用・習慣性がありません。
急に寒くなった日・人ごみを歩く日・病院へ検診に行く日にあらかじめ飲んでおくと、風邪に感染しないで済みます。薬というより、「飲むコート」かな?

またまた京都の写真です。
鞍馬で食べた精進料理。
麦飯・とろろ・ゴマ豆腐・生麩のおさしみ・白和え・京風漬物・・・
どれもヘルシーで、おいしかったです。
日本食は、すばらしい健康食品ですね。

さて、ここのところ寒くなり、風邪薬が動くようになりました。
感染予防には、漢方風邪薬を飲むタイミングが大切です。
漢方薬は「薬」という文字がつくので皆が使用に不安を感じているようですが、直接神経系・受容体に作用するのではなく、体の一部となって保護する手袋・めがねなどに似たような働きと理解すると、活用しやすいと思います。
副作用・習慣性がありませんので、出かける前の身支度のようなつもりで使用することができます。
私は寒い日にお風呂に入る前に、よく葛根湯(かっこんとう)を飲んで浴室に入りました。

2006年11月14日

お茶も漢方薬

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京都でお抹茶をいただきました。
お茶は茶葉として、漢方生薬に使われています。
風邪薬の川芎茶調散(せんきゅうちゃちょうさん)は有名。

京都の高桐院でお抹茶をいただきました。
高桐院は細川忠興三斎公により1601年に建立され、三斎公とガラシャ夫人の墓所があります。
美しい庭園を眺めながらのお茶の味は、格別。

ところでお茶は漢方生薬であることを、ご存知ですか?
<作用> 
風邪による頭痛・めまい・目の充血。
喉の渇き
解熱・解毒・止痢(下痢止め)
利水(水分代謝を改善)

有名な処方に川芎茶調散(せんきゅうちゃちょうさん)があり、風邪の初期の頭痛・発熱・鼻づまりに効果があります。

2006年11月10日

トイレは大切な体のお手入れ時間

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当店のトイレでは、アロマランプを使い精油を焚いています。
扉を開けると、ほんのりとした光と香りが出迎えてくれます。
今日の精油は幸福感を与えてくれるグレープフルーツ。
トイレタイムは、最も大切な体のお手入れ時間です。

最近はデトックス流行で、排泄が見直されてきました。
でも、便秘薬として知られているものはごくわずか。
便秘薬は体質に合わせて選び、飲む量もひとりひとりの排泄状況にあわせて、アドバイスする必要があります。
排泄する量も大切です。
ズバリ、食べた量の3倍が目安。
なぜかというと、便の組成は以下のとおりになっているからです。
1.食べたものの残りかす。
2.腸内細菌の死骸。
3.新陳代謝で生じた内臓細胞の垢。
だから便秘するということは、大きなリスクを背負い込むことになります。
抗ガン剤を使用している人が、便秘に気をつけるようになっただけで、かなり副作用が軽くなるケースもたくさんあります。
バスタイムと同じくらい、トイレタイムを大切に・・・。

2006年11月09日

温度で効果が変わる水

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ぬるま湯は有害なものを吐かせるときに飲みます。
吐き気があるときは、冷たい水が効果あり。
温度で効能が変わるなんて、面白いですね。

風邪が流行っていて、介護中の私の母も、今朝はめまいと吐き気で大騒ぎでした。
車椅子にのせたら、めまいが酷くなり、吐いてしまいました。
朝食は母の大好物のデニッシュトーストとプチトマトとかぼちゃのサラダでしたが、一口も食べることができません。
水分はとらせなければと、温かい麦茶を水のみに入れて飲ませようとすると、「気持ち悪い・・・」といって飲めない始末。
そんなとき、薬剤師なりたてのとき、薬局長から教えていただいた「吐くときは、ぬるま湯がいいのよ。」という言葉を思い出し、吐き気があるなら冷えた麦茶だなーと、冷たい麦茶を出したら「おいしい」とごくごく飲みました。
そして風邪薬を飲ませ、高濃度酸素を15分吸わせたら、めまいが治まり、30分遅れでわたしも無事出勤することができました。

出勤すると偶然にも薬剤師の尾川さんが、「これおもしろいですよ。」と本橋京子先生が連載なさっている「チャングムの処方箋」水をめぐるエピソードのエッセイを持ってきてくださいました。
水ひとつでも雪水・雨水をろ過したもの・温かい水・器・・・などによって、効能が全く変わります。
基本の大切さを再認識した1日。

2006年11月08日

おなかにガスがたまる人

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急に肌寒くなると、おなかにガスがたまりやすくなります。
そのようなときによく効く漢方薬は、安中散(あんちゅうさん)です。

安中散は、以前ご紹介した漢方薬ですが、当店一番人気!
どうしてものみやすいエキス剤(顆粒)の人気が高いですが、煎じ薬も用意してあります。
当店では真空パックにして、お渡しします。
そうすれば、いつまでも香りが保持できて、鮮度も劣りません。

さて、最近急に朝晩寒くなり、手足が冷えやすくなりました。
そうするとお腹も冷えてしまい、それが原因でガスでお腹が張りやすくなります。
お腹だけ腹巻で温めても効果なし。
足からお腹までの血管がつながっているため、足首・足先で冷えた血液がお腹に循環すると、お腹が冷えるのです。
今では私もすっかり説教おばさんになり、裸足でかっこよくミュールをはいている人がくると、「靴下履くように!」と注意しますが、決してひがみではありません。
せっかくおなかを温める漢方薬を飲んでも、足を冷やしては無駄になるからです。

お腹を冷やしてポンポンに張ったときは、安中散がとてもよく効き、大人気!
オレンジの香りも駆風作用というガスを除く働きがあっていいですよ。
お腹の張りのご相談は、とても多く受けます。
冷えだけではなくて、緊張感も原因しています。

2006年11月07日

よりよい気づきをサポートするおしゃれ

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「LOOK GOOD FEEL BETTER」は、カナダの公的サービスとして各医療機関に配布されている、病気の方のための10年前の雑誌です。
治療でおしゃれが制限されてしまったという枠を破り、だからこそおしゃれをして外に出て、より一層のワクワク体験をしましょうと、提案している雑誌。
読者モデルも、素敵です。

私がこの雑誌を知るきっかけは、10年前に英会話を教わった、カナダ人のメアリー先生のお話でした。
私が薬剤師であることを知り、いつも医療関係のお話をしてくださっていたのです。
先生も超エリートで、そのお友達も研究者が多く、たとえば糖尿病患者は痛くない程度の針付きのベルトを身に着けて、それが低血糖センサーとなり、フラフラする前にアラームで知らせる医療器具のおはなしなどは、QOLの発達したカナダならではの貴重な情報でした。
メアリー先生が、あるときこの雑誌について情報を下さり、早速連絡を取って取り寄せてみると、あまりの華やかさに驚いてしまいました。
最新ヘアスタイルのウィッグ。
色とりどりの帽子。
そしてシャ○ル・資○堂・ディ○ールなど高級ブランドの化粧品情報・・・
それから、病気を受け入れるまでの体験記、メイクのワークショップ、マラソン大会、キャンプ情報。
ボランティアの方も療養中の方。
モデルもすべて治療中の方です。

最近ではス○ーリーなどのファッション誌で、自然に治療中の方のおしゃれや体験記を特集するようになりました。
健康情報も大切ですが、それ以上におしゃれ・レジャー情報が充実しているところが、自然な印象がありますね。

2006年11月06日

痛みにイランイラン

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痛みにイランイランの香りはとてもよく効きます。
といっても、香りを嗅ぐだけ。
鼻の嗅細胞からダイレクトに脳神経に情報が伝わるため、即効性があります。

イランイランは、バンレイシ科のイランイランノキで、南洋諸島でとれます。
その花はピンク色・藤色・黄色など数種類ありますが、その花から抽出した精油は、エキゾチックなお香の香りがします。
ユーミンが好きな香りだそうで、一時は「ユーミンの香り」として有名になり、コンサートに使われたそうです。
そういえば、東京ドームの海外ビッグアーティストのコンサートで、サンダルウッドのような香りに気づいたことがあります。海外では暴動を防ぐため、鎮静剤代わりに香りを活用しているそうです。

さてこのイランイランには、数え切れない症例があります。
お話しきれないので、今日はひとつだけ。
お見舞いに病院へいったとき、子宮筋腫の手術直後の同室の人が、急に「痛い、痛い!」と騒ぎ始めました。
手術の麻酔が切れ始めたのです。
ちょうどイランイランのオイルを持っていたので、すこしでも気がまぎれるようにと、ティッシュに1滴つけて嗅いだ瞬間、「痛いのがなくなったー!」と、びっくり!
数分後には立ち上がって、笑顔になりました。

2006年11月01日

お酒飲んでもいいですか?

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「よくない」と理解してもやめられないことはたくさんあります。
そんなとき、「やったときのリスクよりもやめたときのリスクが高い」場合は、理解した上で楽しめればよいとお話します。
漢方薬の役割のひとつに、それをサポートする働きがあります。
健康のために生きているのではなく、生きるのに少しだけ健康が必要なだけですから。

すべてを両極端に考えるのではなく、その都度考えて選んでいく柔軟性があると、とてもらくになります。

メールは、連絡などの情報伝達にはとても便利ですが、悩み相談にはうまく気持ちが伝わりにくいこともあります。
健康相談によくありがちですが、病歴・服用中の薬など動かない情報はメールで充分伝わりますが、核心に触れることはできません。
「お酒飲んでもいいですか。」
ただこれだけだと、「からだによくない」ということで、やめたほうがよいと話すしかありません。
でも「文字」ではなくて、実際にお話を聞いてみると、その背後にはいろいろな思いが見えてきます。
その思いは、文字だけでは表現できません。
病気の再発が心配で、飲まずにはいられない・・・飲まないと眠ることができない。
「飲んでリラックスしてお休みください。」そして、お酒に肝臓によい菊花(きくか)・不安感をやわらげる大棗(たいそう)を入れて飲めば、何も入れないで飲むより安心です。