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Profile

菅野

菅 野 佐百合

  • 東北薬科大学 薬学部 製薬学科
    卒業
  • H13年度 薬剤師研修センター漢方薬生薬研修会 試問 合格
  • 薬局「秀ハーブラウンジ」
    取締役社長 管理薬剤師

■調剤業務に従事する傍ら、漢方薬・ハーブの研究を行う。
■自然療法・アロマテラピー・カウンセリング・フラワーエッセンスを学ぶ。
■漢方の希釈をマイペースで研究中。
著書に「超微量漢方パワーの奇跡」<廣済堂出版>、「難病を癒す免疫療法」(共著) <廣済堂出版>がある。

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2006年09月29日

八味丸

P1000242.JPG
この写真は八味丸(はちみがん)という漢方薬です。生薬を粉にし、蜂蜜を混ぜて丸めたもの。
構成生薬は、ケイヒはベトナム産ケイシンというように、一級品ばかりを原料にしているので、効果は素晴らしい!

八味丸はハル○ケアなどでCMされていて、頻尿の薬というイメージが強いですが、実は老化防止のくすりです。
今流行のアンチエイジングかな。
でも、これを飲んだ人はみるみる目が輝き、お肌もつやつやします。
疲れやすい人、腰痛・貧血の漢方薬で、糖尿病や白内障にも使われます。
ちょっとだけアンチエイジングにおすすめ。
しかし、選ぶ基本は体質に合うこと。
味見して無理なく美味しく感じること。
きょうもポリポリ味見して、「おいしい」という人が購入しました。
ご相談内容は、目の疲れと肩こり腰痛ですが、1ヵ月後のお肌を見るのが楽しみです。
むくみをとるチーム
新陳代謝をよくするチーム
血管をきれいにするチーム
でできている漢方薬です。

2006年09月28日

9月の勉強会

P1000241.JPG
この写真は、ゼロ磁場スポットがある大鹿村の不思議な山塩です。
偶然にも昨日はなまるマーケットで出たので、見た人がいるかもしれません。
勉強会講師の尾川さんがそこでの体験を勉強会で話してくれました。

ゼロ磁場スポットは、長野県の伊那谷、分杭峠で平成7年に発見されました。
地殻変動の巨大なエネルギーがぶつかり合いN極とS極が打ち消しあう磁場の低い場所がゼロ磁場スポットです。
ここは中国の蓮花山と並ぶ世界的「気場」で癒し効果、生命力高揚などが強く感じられるともいわれているそうです。
尾川さんは温かく感じたとはなしていました。
川村先生のおはなしは、食事について。
病気を作る原因は自分にあり、自己責任という日野原先生の本についてお話くださいました。
また、ヨーグルトを食べた直後に熱い物を食べると、菌が殺菌されてしまい、熱い物はよくないというお話も、目からウロコでした。
菅野はお腹の健康法について。
今日はお腹の炎症の話です。
それを防ぐ生薬は、キジツ・カッコン・セッコウ・オウレン・オウゴンでした。
参加者8名に香り・エネルギーで選んでもらうと、
キジツ4名
カッコン1名
セッコウ1名
オウレン2名
オウゴン3名
という結果が出ました。
10月半ばまでお店に生薬を展示していますので、是非見に来てくださいね。
ブログでの勉強会ご参加、ありがとうございました。

2006年09月27日

今月の漢方

P1000240.JPG
今月の漢方のテーマは「お腹の健康」です。
お知らせコーナーもお腹に関した生薬情報を並べました。

明日の漢方勉強会のテーマはお腹の健康法です。
2ヶ月連続して行います。
9月はお腹の炎症について。
西洋医学では、お腹の症状はそれぞれ1種類ずつですが、漢方薬では×2種類以上はあります。
お腹が冷えているのか、炎症をおこしているかで、生薬を使い分けるからです。
お腹が冷えているときは、温めるくすりで治します。
お腹が炎症をおこしているときは、冷やす薬で治します。
「冷えているか」「熱を持っているか(炎症)」という意味は、一般の人にはわかりにくい認識のひとつです。
聞いた話ですが、「コーヒーは胃を冷やしますよ。」と話したら、「私はホットでのんでいるから大丈夫です。」と返ってきたとのこと。
この文章で笑った人は、かなり漢方薬に詳しい人です。
意味がわからないのが普通ですから、がっかりしないでくださいね。
漢方でいう冷やす食品とは、「血行障害」をおこす食品です。
話を戻しますが、2ヶ月続けてお腹の健康法を話すワケは、漢方薬の場合、お腹の炎症をとる生薬とお腹を温める生薬に分けられているからです。
今月はお腹の炎症をとる生薬をやります。
参加できる人は、生薬検索トレーニングもあります。
そしてもっともっと興味深いお話、磁場のお話を尾川先生の磁場旅行体験記できくことができます。
臨場感だけ、デジカメで明日お伝えしますから、お楽しみにね!

2006年09月26日

雨や台風が苦手

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「先週から痛みが気になって・・・。」「頭が痛くなりました。」
このところ台風の通過や雨で血流が悪くなり、痛みのある人には苦しい天気が・・・。
でもお天気と体の関係がわからない人が多くなって、皆不安になってますが、人間の体はお天気で左右されるので、心配しないでくださいね!

雨や台風のときは低気圧が通過するので、痛み・喘息・神経疲労がおこりやすくなります。
低気圧が通過するときって、血管の収縮拡張・神経・気管支に影響します。
今日も心配になった人数名から問い合わせがあり、「低気圧の影響ですよ。」と話すと「あーそうなんだ!」と、ニッコリ。
人間は自然の一部ですね。
それを実感させてくれる気候です。
写真の漢方薬は疎経活血湯(そけいかっけつとう)という漢方薬です。
疎経とは気血の通りをよくすることで、活血は血を活かすつまり血行をよくするという意味。
これは、痛みを止めるグループ・むくみをとるグループ・血液循環をよくするグループでできている漢方薬で、湿気や寒冷で関節・腰・肩が痛んだり腫れたりしびれる人におすすめの漢方薬です。
昔は「おばあちゃんの神経痛」が気象予報士だったのですが・・・。
母が「腰が痛い」というたびに「明日は雨だ!」というと本当に雨が降ります。
痛みは今や予知能力?
つらいときは、漢方薬で快適に過ごしてください。

2006年09月25日

おなかの悩み

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おなかの悩みは2通りあります。
おなかをこわしやすいひと。
逆に出ない人。
中にはどちらもある人もいます。

毎日ブログを読んでくれるみちよちゃんからのリクエストで、漢方薬の写真を入れました。
漢方のエキス剤(顆粒)はこのようになっています。
皆同じに見えますが、かすかに香りが異なります。
また、色もちがいます。
向かって右側の濃い色の顆粒は「大黄甘草湯」(だいおうかんぞうとう)です。
左側の白い顆粒は「調胃承気湯」(ちょういじょうきとう)です。
「大黄甘草湯」は、大黄(ダイオウ)と甘草(カンゾウ)の二つの生薬で作られていて、便秘薬です。
これにボウショウという含水硫酸ナトリウムの結晶が加えられて「調胃承気湯」が出来上がります。
どちらも便秘薬です。
便秘になると、コチコチになっておなかが痛くなる人は調胃承気湯がおすすめ。
コチコチにならない人は、大黄甘草湯で大丈夫です。
漢方薬は名前が難しいのですが、よく調べると成分名だったり、働きだったりします。
承気とは、胃腸に入った邪気を出すことを意味しているのです。
おなかを大切に・・・

2006年09月22日

微量漢方健康法

薬局秀ハーブラウンジが提案している微量漢方療法は28種類の生薬を組み合わせて体を調整する療法です。
大切なことは自分の体を考えて、生薬を選ぶのです。
ですから今の健康ブームのように「ク○ン酸だー!」となったら皆「ク○ン酸」を使うやり方とは正反対となります。
自分自身の体を考えるのです。

たとえば喉の調子が慢性的に悪い人は、喉が弱点です。
弱点はだれにでもあり、胃だったり、目だったり・・・。
体内でアンバランスが発生すると、弱点に現れます。
ですから、弱点は体内環境のバロメータに利用できます。
喉に弱点がある人に話しを戻すと、体内環境のアンバランスが喉に現れるのですが、体のアンバランスを起こす部分は毎回変化します。
ストレスで声がかすれるとき。
寝不足で声が出にくいとき。
胃が悪くてお腹から声をだせないとき。
風邪ひいてこえがでないとき。
痰が詰まってこえがでないとき。
同じ喉の疾患ですが、治療に使う生薬はすべて異なります。
すべて28種類の生薬から選ぶことができるのです。
つまり生薬を使う前に、自分の体について考える必要があるのです。
おなかすいてるのかな、満腹なのかな。
おいしいのかな、まずいのかな。
楽しいのかな、つまらないのかな。
「考える」とは、大脳皮質を使って「60パーセント楽しくて40パーセントつまらない」と考えることではなくて、すべてを忘れてワクワクする・・などただ単に感じること。
それができれば、簡単に生薬を選び出すことができるのですが・・・。
大脳皮質タイプでも、慣れれば微量漢方療法を楽しむことができますから、あきらめないでトレーニングしてください。
大脳皮質タイプは、優秀な人が多くて、慎重で警戒心が強いので、人前でリラックスしづらいようです。
私は劣等性ですが、臆病で警戒心が強い大脳皮質人間だったため、がんばりました!

2006年09月21日

微量漢方と普通の漢方の使い分け

いつもブログを読んでくださってありがとうございます。
「なるほど!!とひざをたたき、即実行したことも何回かあります」と、FAXくださったHさん。
「楽しみにしています」と話してくださるMさん。
「すごーい」と、メールを下さったHさん。
読んでくださる皆様に、心から感謝しています。

「鼻炎がひどくなりました。
毎年ひどくなる時期があります。
病院の薬でもすっきりしません。」
このようなとき漢方薬を併用すると、劇的にラクになることがあります。
私は、症状が強いときは、エキス剤(顆粒)をおすすめします。
そして、症状が消えたら、微量漢方でバランスを維持できるようにします。
そのあたりは臨機応変に対応します。
微量漢方も漢方エキス剤も、漢方薬ですから副作用が出たり、効かなくなったり、他の臓器に負担をかけたりという心配はありません。

きょうも、喉の不快感があってなかなかよくならない人が、「半夏厚朴湯」のエキス剤で調子よくなって、飲むのをやめたらまた調子悪くなって、エキス剤の再注文がありました。
半夏厚朴湯はストレス性の喉の不快感にとても効果のある漢方薬です。
よくなったら微量漢方で飲み続けてもらおうと、アドバイスすることをワクワク待っています。
自分の体と向き合う方法のひとつが、微量漢方です。

2006年09月20日

暑気あたり(夏ばて)

台風一過で暑い日が続いています。
季節の変わり目のこの時期は、気温が不安定でそのストレスで体調を崩しやすいです。
お客様もやはりカッコウ正気散に逆戻りしました。

カッコウ正気散の薬の構成をみると、
喉咳チーム
胃腸の働きチーム
体温調節チーム
神経疲労チーム
に分かれます。
それで風邪に限定せずに、夏ばてやストレスにもよく効くと好評です。
ストレスというと、いやなことに出くわしたり、悲しいことがあったりという心理的ストレスばかりイメージしやすいですが、気温変化・気圧変化・電磁波・紫外線・騒音などもストレスの原因です。
騒音のないところはないし、紫外線の当たらないところもない。
携帯電話の普及で電磁波のないところもありません。
ただ生きているだけで、人がいなくても、ストレスは存在します。
体力があるときはストレスを跳ね返せますが、寝不足したり、過労するとちょっとしたストレスが体にこたえます。
いつもは平気なテレビの音が、きょうはうるさく聞こえる・・・
こんなときは漢方薬から体力をもらって、ストレス感受性を弱めましょう!

2006年09月19日

養生で難を逃れるはなし

台風13号の被害は想像を絶するものでした。
どんなに科学技術が発展しても、自然災害だけは避けることができません。
自然を理解し、被害を少なくするための知識が必要です。
人間の体も同じです。

24時間営業のコンビニがあり、駅も深夜・早朝定時に電車があり、深夜営業のスーパーでは24時まで新鮮なお刺身が手に入り、本もCDも欲しいものはいつでも手に入り、ネットで夜中も銀行が利用できる・・・
「おもう」と魔法のように希望が実現する時代になりました。
人間の作った技術は、一見すべてのことを実現させてくれるように錯覚させますが、台風・地震の被害など、自然をコントロールすることはできません。
コンクリートのビル群の中で、唯一天然なのは人間です。
人間だけは人工物ではありません。
人間の体を理解し、被害を少なくするために、何よりも必要なことは「養生」です。
「養生」によって、ポリープが治ったり、ピロリ菌が消えたり、集団検診で見つかった肺の影が消えたり、治療以上の結果が出ています。
養生の意味は、「生きる力を養う」ことです。

2006年09月15日

「お腹にストレス」は安中散

昨日は安中散の人が3人いました。
試験前にお腹が痛くなる人、心配事があるとげっぷをする人or食欲なくなる人、おなかをこわしてばかりいる人におすすめです。
味見してもらうと、皆「甘くておいしい!」でした。

安中散は大○漢方胃腸薬など、大手メーカーが年末に「飲みすぎ食べすぎの薬」的な宴会ドンちゃん騒ぎCMで有名になった漢方薬です。
「安中散」を香り・味・O-リングで選ぶと、この漢方薬に大酒のみのイメージがあるので、「なぜ私が?」という反応を示すことがよくあります。
そこで、お客様が香り・味・O-リングで選んだとき、いくつかのチェック項目をお話します。
菅野「緊張するとお腹が痛くなりませんか?」
Aさん「そうなんです。こどものころからずっと・・・。」

菅野「ストレスがお腹に影響しませんか?」
Bさん「食欲がなくなります。」

Cさん「人前に出る(ことを意識した)とき、げっぷが出ます。」

そのほか、「外出のときトイレが心配と考え始めるとお腹をこわす」など、人間の体はなかなか思い通りになりません。
食べ過ぎてないのに悪いもの食べてないのに、お腹がいうこときいてくれないときは、安中散がよく効きます。
ケイシ・ボレイはすぐれたリラックス効果があり、シュクサ・エンゴサク・ウイキョウはお腹をあたためてくれ、カンゾウ・リョウキョウは元気にしてくれます。
社会生活には必要な漢方薬かもしれません。

2006年09月13日

葛根湯の日

今日の冷え込みは10月中旬とのこと、皆の体もすっかり葛根湯になりました。
つまり、体内の冷えが激しいことを意味します。

そういえば、青い蜜柑の出回る季節になりましたね。
私はこの季節の酸味の強い凝縮された蜜柑が大好きで、私に秋を感じさせてくれる味覚のひとつです。
最近は地球温暖化で9月末まで暑くて夏服が手放せませんが、さすがに今日は長袖ジャケットで出勤しました。
出勤前カーディガンを羽織りましたが、「10月中旬の気温です」という天気予報が耳に入り、あわててジャケットを摑んで駅に向かいましたが、大正解!
天気予報を見る間もなくあわてて飛び出した(ような)Tシャツ1枚の人が、ホームでぶるぶる震えている姿が目立ちました。
そして、お客様の体調も、ガラリと変化しました。
おとといまではカッコウ正気散の人が大部分でしたが、きょうは葛根湯。
低気温により、毛穴が強く閉じてしまい、体温調節などができなくなってからだが不調になるのです。
このようなときは、早めに葛根湯で体調を整えておけば大丈夫。
ブルブルと涼しさを感じ、きょうは背中に3キロくらいの荷物を背負っているなーという感覚があるときは、葛根湯を飲む日です。

2006年09月12日

漢方の精神安定剤「牛黄」

漢方のおすすめ精神安定剤は「牛黄(ごおう)」です。
「神農本草経」では上薬に分類されています。
どういうことかというと、副作用がなく、毒性もなく、飲めば飲むほどからだによいとされる生薬で、「邪を除き、鬼を逐う」と書かれています。

牛黄は意外にも身近に使われている生薬で、子供のとき風邪をひいたときに飲んだ宇津救命丸や救心などにも含まれる成分。
処方では牛黄清心丸(ごおうせいしんがん)が有名で、これは1粒なんと3000円もします。
牛黄自体がとても高価で、金より高く、グラム6,000円から8000円することもあります。
牛黄とは、牛1000頭に1頭しかとれない牛の胆石です。
心臓発作や喘息発作にも即効性があり、高熱にもとてもよく効きます。
高血圧や脳出血後遺症にも使われることで有名。
自然発症高血圧ラットに経口投与すると、1時間で血圧下降というデータも報告されているほど、即効性があり、なによりも副作用がないことがうれしいです。
私も牛黄は大好きな生薬のひとつ。
イライラ感・不安感が強いとき、牛黄のことを思い出してくださいね。
心の中の鬼を追い払ってくれますよ!

2006年09月11日

自分に合う鎮痛剤

ひとりO-リングは漢方薬だけではなく、自分に合う西洋薬を探すのにも役立ちます。
痛み、特に頭痛は我慢しないで自分に合う鎮痛剤でラクになってください。

昨日の気温は34度で、熱中症に要注意とテレビで警報が流れるほど。
今日は昨日より5度以上下がりました。
そのせいでしょうか、体調を崩す人がけっこう来店しました。
皆カッコウ正気散の味見で「おいしい」と、ニッコリ。
ここ2週間、カッコウ正気散が一番人気で、羽が生えたように飛んで行きます。
私もちょっと背中が重いなーというとき一袋飲むと、すぐに体が軽くなります。
今日は何人もカッコウ正気散を味見して、酸素を吸っている間に治っていました。
その中に、頭痛の重い人がいました。
その人は、化学薬品が大の苦手。
でも酸素を吸いながら、テーブルに頭をつけて顔が上げられないほど苦しそうなので、鎮痛剤を2種類封筒に隠して、それぞれひとりO-リングをしてもらいました。
中に化学薬品が入っていることは秘密です。
すると、ひとつに指の力がググっと反応し、「これに力が入る」ということで、飲んでもらいました。
みるみる頭痛がぬけて、頭の熱っぽさもぬけて、帰りはすっかり元気に・・・。
自分に合う鎮痛剤を知っていると、とても便利です。
漢方薬と併用すれば、体の機能が弱まることはありません。
そして、症状が消えたら微量漢方で気の滞りを防ぐ方法が、秀ハーブラウンジのマニュアルです。

2006年09月08日

半夏厚朴湯報告

前回、ひとりO-リングで漢方を選ぶお話をしました。
きょうはそうやって選んだ漢方薬で効果があった症例をお話します。

Kさんは60代の男性で、先週のどがかすれると、相談がありました。
少し前に病院でいろいろ調べて異常がなかったため、ストレス性の可能性も考えられ、半夏厚朴湯をKさんの目の前のテーブルに置きました。
Kさんは第1回目から微量漢方講座に参加し、昔から呼吸法などを習得されていて、「気」に関する知識は私たちの師匠クラスで、即座に漢方薬を手に取り「ひとりO-リング」でチェックしたところ、「これはいい!」とご自身で納得されて、1週間分購入しました。
そして今日来店しましたが、のどのかすれはすっかりよくなったそうです。
ひとりO-リングの優れた点は、自分で選ぶことができることにあります。
ふつうのO-リングは大先生を前に、「本当に当たるのかなー」と疑ってしまったり、人によっては「絶対に開くものか!」と変な意地で正確性が低下することがよくあるのですが、ひとりで行うときは「自分が選ぶ」という意図をもって選ぶために、納得しやすいのです。
エネルギーを自分で確認できる方法は、知っていると本当に便利だと思います。
なによりも、無駄な出費が減ります。
半夏厚朴湯は、ハンゲ・ブクリョウ・コウボク・ソヨウ・ショウキョウで構成されていて、気分がふさいで喉・食道に異物感があり、ときに動悸・めまいなどを伴うせき・しわがれ声・不安神経症・つわり・神経性胃炎・不眠症などに使われる漢方薬です。

2006年09月07日

不思議漢方選び方

私の漢方の選び方は、不思議系に入るのかもしれません。
それは、「気」を使うからです。
美味しいものがわかれば、いい香りがわかれば、だれでもできる方法なのですが、中には「理解しにくい」という人もいます。
私の悪い頭を使わずに、クライアントの身体にコンタクトするので、確実に合うものがわかります。
とにかく、体験してください。

「胃の調子が悪くて、病院で診てもらってもどこも悪くないといわれました。これから(店へ)いきますから、漢方薬をください。」
というお電話をいただくと、一度会ったことがあるクライアントなら3種類くらいの処方に絞ることができます。
あとは、クライアント自身で選んでいただきます。
方法は3つ。
まずはひとりO-リング。
これは、久里浜の鎌田歯科医院の鎌田先生に教わりましたが、知っていると便利です。
手のひらに漢方薬をのせて親指と中指で輪を作ります。
もう片方の手の親指と人差し指をその輪に入れて、もうひとつ輪をつなぎ、漢方薬をのせたまま引っ張る。そのときに、漢方を乗せたままの指に力が入るか入らないかで、漢方が合うかを見る方法です。
もちろん、力が入る漢方のほうが体に合うと考えます。
こうやって1~2種類に絞ったら、今度は香り。
漢方の香りをチェックして、よい・悪いを調べます。これも、よい香りは体に合う漢方と考えます。
そして最後に味。
美味しく感じるときは、即効性があるのです。
このように三重チェックで漢方薬を選んでもらうので、私の悪い頭を使わないため、確実に効く漢方薬が見つかります。

2006年09月05日

漢方薬の目的

漢方薬は未病を治すもので、病気を取り除くのは困難です。
それならなぜ漢方を飲むのでしょう?
病気ではなく、身体を治すのが漢方薬だからです。

手術して悪いところがなくなって、病気が治り、退院しました。
さて、次の日から職場でバリバリ仕事できるでしょうか。
病気は取り除けましたが、身体の機能はまだまだ元に戻っていません。
食欲が元のように出なかったり、持久力がなくてすぐ疲れたり、自分や家族が入院した経験のある人は、日常生活に復帰する難しさを感じたことがあると思います。
東洋医学と西洋医学の根本的な違いがここにあります。
病巣のみを考えるのが西洋医学です。だから、ガンを消すのは西洋医学です。
身体の機能を考えるのは東洋医学ですが、極端な話をするとガンの病巣を持ったまま内部のバランスを整えるのが東洋医学で、ガンを消すことは考えませんが、本人の感覚では身体はラクになります。
車で例えると、タイヤ交換が西洋医学で、運転技術は漢方薬と考えてください。
運転技術がよければ、タイヤは長持ちします。
身体を長持ちさせるのは、漢方薬の得意分野。
それぞれ目的は全く違いますが、どちらも大切です。
ガンを消すのは西洋医学で、機能回復は東洋医学です。

2006年09月01日

人参で尿漏れが改善

高齢になると、食べること・排泄が本当に難しくなります。私自身、要介護4の母や入院患者と接して、普通にたべて排泄できることは、本当に幸せなことだと感じています。

年をとると気管の調節がうまくいかなくなり、普通に食物が飲み込めなくなって、スープにとろみをつけたり食材を細かく切ったり、食べるのが一苦労。
最近はこのような悩みが増えているせいか、いろいろな食品メーカーでレトルトの高齢者向けの商品が販売されています。
メニューも、貝柱・えび・肉などが入ったおかゆにリゾット、赤魚やカレイの煮付け、里芋やかぼちゃの煮つけ、あずきのムースや果物ゼリーなど、デザートも豊富。
そして食べること以上に大変なのが排泄です。
私は人工透析の患者さんとも接してきたので、出ないことより漏らしてでも出るほうが恵まれてるという考えですが、漏れたり思うようにトイレにいけないことほど苦痛はないとのこと。
女性の大部分は、排尿のトラブルを経験するそうです。
きょうはそのようなお客様から、うれしいお電話をいただきました。
人参の微量漢方を飲むようになってから、尿漏れがなくなったということです。
人参は野菜の人参とはちがい、オタネニンジンというウコギ科の薬用人参のことをいいます。
動悸・息切れ・胃腸障害などに使われる生薬で、温める働きもあり、神経の緊張を和らげる働きもあります。
なぜ効果があったのかは明確にわかりませんが、苦剤の特徴である「湿を乾かす」効果なのかもしれません。