統合医療
医学衷中参西録は中国の医学書で、抗生物質が開発される前に結核の治療法を確立した名作といわれています。その当時の西洋薬を漢方薬的に分類し、使用者の体質を考えて漢方薬を加えるという、画期的な統合医療の実践書で、当時の不治の病克服法が記された名著です。
西洋薬と漢方薬の併用は、1タス1イコール2ではないんです。1タス1が10にも20にもなるんですよ!
頭痛や歯痛のときに飲むアスピリン。
これは、漢方的に分類すると熱・実の人向けの薬です。
つまり炎症があって毒素過剰傾向の人なら副作用なく飲むことができますが、消耗傾向の人には副作用が出る恐れがあります。
しかし歯が痛いときは副作用なんて言ってられません、飲んじゃったほうがラクになります。
こんなとき統合医療が役に立つのです。
消耗傾向の人の体への負担を減少させるために、消耗を補う漢方薬を併用すれば、大丈夫!
今日も排尿障害を発現したご相談がありましたが、うかがってみると安定剤を飲み始めてから出た症状とのこと、利水作用の漢方薬をアドバイスしました。
漢方薬と西洋薬の併用の魅力は、1タス1が2ではなく、10にも20にもなるところです。
漢方薬ではないけれど、ある天然成分とIL-2の併用で、TNF-αはIL-2単独の40倍以上になったというデータもあります。つまり、西洋薬単独より40倍の効果が出たそうで、天然成分単独よりはるかによい効果が出たのです。
