酸素も買う時代
平成10年に開店した当初、珍しさ半分で購入した酸素が出るリラクゼーションチェアーのありがたみを、今ほど感じていませんでした。
20年前の水に対する認識同様、酸素なんてタダで吸うものと信じて疑わなかったからです。
昨日テレビで地球温暖化のここ100年の傾向を示したグラフが出ていましたが、工業化が進んだとたんに二酸化炭素の量が極端に増え、森林伐採も加わり、大気中の酸素濃度が減少することを明確に理解できました。
酸素がないと、人間はすぐに死んでしまいます。
食べたものをエネルギーに変換するときに、酸素で燃やす(化学反応をおこす)ことが絶対条件です。
そして脳は体内の酸素の3分の1を必要とする器官で、酸素が不足すると真っ先にダメージを受けます。
眠気・無気力・キレやすい・朝おきられないなどは、典型的な酸欠症状です。
パロマガス湯沸かし器事件は、一酸化炭素による酸素欠乏による死亡事故。
酸素は血液のヘモグロビンと結びつき体内で運ばれますが、ヘモグロビンと一酸化炭素が結びつく強さは、酸素の200~300倍といわれています。
たばこの煙には3パーセントの一酸化炭素、自動車の排気ガスには8パーセントの一酸化炭素が含まれているので、脳の酸欠を起こしやすいうつ傾向の人は、たばこ・自動車には近寄らないことが大切です。
そのほかに酸欠の原因になるのは、飲酒・薬物・過食です。
バランスを欠いた森林伐採・過度の工業化の代償は、「酸素不足」ということで実感してみてください。やけにあくびが出るなーは、赤信号です。
