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Profile

菅野

菅 野 佐百合

  • 東北薬科大学 薬学部 製薬学科
    卒業
  • H13年度 薬剤師研修センター漢方薬生薬研修会 試問 合格
  • 薬局「秀ハーブラウンジ」
    取締役社長 管理薬剤師

■調剤業務に従事する傍ら、漢方薬・ハーブの研究を行う。
■自然療法・アロマテラピー・カウンセリング・フラワーエッセンスを学ぶ。
■漢方の希釈をマイペースで研究中。
著書に「超微量漢方パワーの奇跡」<廣済堂出版>、「難病を癒す免疫療法」(共著) <廣済堂出版>がある。

カウンタ
現在、TB、コメントは受け付けていません。

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2006年07月31日

ダイエットは低脂肪・低塩分食

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ダイエットの成功は低脂肪・低塩分にかかっています。私の成功例

6月に要介護4の母が退院したので、食事の宅配を注文することになりました。
私も仕事が忙しいので、一緒に夕食を注文しています。
株式会社愛和という会社で、毎回管理栄養士が栄養管理をしたメニューで、保温・保冷専用パックに分かれて宅配されるため、出来立ての温度管理がされています。
内容は、お魚かお肉のメインメニューに野菜の酢の物・おかず1品・漬物・デザート・味噌汁・ご飯。
毎日メニューが変わり、野菜も豊富で健康管理も充分です。
問題は味。
塩味・油・砂糖に慣らされた私たちには、この食事が続くと少し物足りなさが・・・・。
お魚お肉は出るのですが、すべて低脂肪で油が使われていません。
これまでの人生、野菜を食べるように気をつけてはいたのですが、ドレッシングを使ったり、しょうゆ味が濃かったり、お肉も霜降りが好きで、おさしみもトロが・・・というように、この食事にスイッチしてずいぶん違いを感じました。
ところがこの食事に切り替えて1ヵ月後、母の担当医のアドバイスで体重を測ってみると、なんと5キロの減量。
ついでに私まで1,5キロの減量。
食事は減らしてません。
この食事の威力を知ったとたん、急にありがたく、おいしく感じてしまいました。
世に様々なダイエット商品が販売されていますが、なによりも効果があったのは、低脂肪・低塩分の食事でした。

2006年07月27日

怒りの感情を流す漢方

ワークの結果をご報告します。

怒りを思い出してもらい、どこに強い反応が出るか挙手してもらいました。
強い反応は「滞り」と捉え、そこを流す生薬をのんでもらい、すっきりした気持ちで終了!
頭・・・0名  チョウトウコウ
目・・・2名  ジオウ
のど・・2名  カンゾウ
胸部・・・1名 サイコ
みぞおち・・・1名 ニンジン・ショウキョウ・カッコンですが、どちらを選んだのか聞き忘れました。
後項部・・・1名 サイコ
歯・・・1名 腎かなーと考え、オールマイティのブクリョウを!
忙しさのあまり聞き漏らしがあり、反省してます。
ご協力をありがとうございました。

微量漢方勉強会

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今日は、秀ハーブラウンジの微量漢方勉強会でした。10名の皆様と、楽しく勉強することができました。ご参加ありがとうございました。

今日の勉強内容
勉強会は3人の講師で行われます。
この写真は、川村歯科医院の川村先生の講座風景です。
歯科治療を歯から全身へホリスティックな視点で研究なさる川村先生の講義は、出席者をワクワクさせ、ショーを見ているように楽しいです。
今日のお話は、腕をあげて体全体を使って8の字を描く免疫力アップ体操(資料:週間ポスト)・フットバス20分が免疫力アップにつながるお話・玄米食について・牛乳をやめたらお腹の調子がよくなったお話など、盛り沢山!
秀ハーブラウンジ薬剤師の尾川先生は、ラテン名で楽しむ生薬講座。
今日の微量漢方講座「心気の滞り」にちなんで、レコードの語源となるラテン語の解説。
なんと、レコード(recordo)はラテン語ではre-cordariで、re=再びcordisは心臓、心という単語の合成語で、「思い出す」という意味になるそうです。
そのほかペパーミントの学術名の語源(ギリシャ神話からきているそうです)ミシマサイコ学術名の語源(葉のつき方からきているそうです。)など、語学に長けた貴重な薬剤師の先生の楽しいお話でした。
菅野の講義は、「心気滞り」を調整する生薬の選び方をワークしてもらいました。
また、「ジダンの証」の延長で、怒りの感情を微量漢方で流すワーク。同じ怒りでも体の反応は一人ひとり違います。頭が緊張する人、目、喉、胸部、みぞおち、お腹・・・・
皆で検証すると、それぞれの反応の違いがリアルタイムでわかり、とても貴重な体験をすることができました。来月も是非ご参加ください。楽しみにしています!

2006年07月26日

腎臓ガンと風邪薬

風邪薬ください!(しばらく雑談した後、このようなコメントが・・・)主人が風邪をひいて、病院で出してくれないけど、ここなら売ってくれるでしょ?

お客様:風邪薬ください!
私:はい、どうぞ。
顔なじみの人で、すでに副作用情報・アレルギー情報を記入済みなので、うっかり気楽に渡してしまいました。そして、食べ物の話、買い物の話、布団干し・・・・などなど雑談してレジをうっていると、爆弾発言が!
「主人が風邪をひいて、病院で(薬)出してくれないけど、ここなら売ってくれるでしょ?」
飲むのはご主人。
しかも病院で出してくれない?
これは、絶対に聞き逃してはならない重要な情報です。
処方箋同様、薬剤師には診断名を明示されないため、ここからはカウンセリング力が必要・・・
お客様が不安にならないように、驚かないように、「どのようなお薬を飲んでいるのですか?」と、お薬からアプローチすると、腎臓ガンで腎臓を摘出したという状況がわかりました。
風邪薬には鼻水・咳を止める成分が含まれていて、これは鼻水止めちゃうくらいですから、腎臓の弱い人のおしっこも少なくするので、腎臓の疾患がある人はNGです。
病院で風邪薬を処方しなかった理由が、そこにありました。

ガンが治りやすい時代、今後このようなお客様が増加することは簡単に予測できます。
お客様には「おしっこの出が悪くなるから、風邪薬飲まないでくださいね。」
風邪薬を侮ってはいけないと、気持ちを引き締めた1日でした。

2006年07月25日

元気ながん患者

ガンでも健康な人以上に元気いっぱいの人がたくさんいます。元気情報。

昨日まで「ちょっと調子悪いかな」くらいでバリバリ仕事をしていた人が、「腫瘍があります」という診断を受けたとたん寝込み始めて元気がなくなった・・・という話はよくききます。
そして今、やたらに恐怖を煽る健康番組が多すぎて、健康な人でもバーチャルながん患者になり、ガン恐怖症で元気がなくなる始末です。
だから、個人情報保護法に触れない程度に、元気が出る「事実」をお伝えしようと思います。
ステージⅣの子宮がんが2年で完治し、現在3年経過しているけれど、全く大丈夫な人。
リンパに転移して4年経過しているけれど、主婦業と仕事を元気にこなしている人。
全身転移で下血喀血があるけど、痛みもなく体重も回復して旅行しまくった人。
病院で治療方法がないということで退院し、6年後の現在はプールで泳いだり運動会でも活躍する悪性リンパ腫だった女の子。(今は完治)
6センチの巨大な乳がんを100㌫克服した人。
うちのような小規模相談薬局でも、これだけ元気になる人に出会うと、「ガンは治る時代なんだなー。」と実感します。

うちでアドバイスすることは、特別なことはしていません。
シンプルに毎日の健康管理の積み重ねで、がんばりすぎないこと。
疲れたら休み、消耗を補う。
病気があってもなくても、これが基本です。
そしてなによりも皆の支えになるのは、病気を克服した人のお話です。


2006年07月24日

タバコがまずくなる漢方

漢方を飲み始めたらタバコがまずくなりました。やめられるかしら?

肺や喉が弱い人は、本能的に煙の類を避ける傾向があるはずですが、人間は体だけで生きているのではなく、そこに心理的なものが絡んでいて、どうしても法則どおりにはいきません。
長い間のどに不快感があるけれど、タバコはどうしてもやめられない。なにかよい漢方はないかというご相談でした。
このようなとき、私は無理にタバコをやめるようにということは、お話しません。
無理にやめて、かえって悪化する場合のほうが多いからです。
しかし不思議なことに、漢方を飲んでいるうちに自然にタバコが合わなくなる人が出てくるのです。
自然治癒力が回復して、本能的に自分の体に合わないものが避けられるようになるのでしょうか。
でも、意図的に操作しているわけではありません。
元気になって、本当にタバコが美味しくなる日がくることを願いながら、漢方を作っています。
ちなみに私はタバコを吸いませんが・・・。
使用した生薬は、カッコン・ケイヒ・キキョウでした。

2006年07月21日

酸素も買う時代

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20年位前、ペットボトル入りの水を買う人を見て、おったまげました。今は私も常識のように水を買っています。そして酸素までも・・・

平成10年に開店した当初、珍しさ半分で購入した酸素が出るリラクゼーションチェアーのありがたみを、今ほど感じていませんでした。
20年前の水に対する認識同様、酸素なんてタダで吸うものと信じて疑わなかったからです。
昨日テレビで地球温暖化のここ100年の傾向を示したグラフが出ていましたが、工業化が進んだとたんに二酸化炭素の量が極端に増え、森林伐採も加わり、大気中の酸素濃度が減少することを明確に理解できました。
酸素がないと、人間はすぐに死んでしまいます。
食べたものをエネルギーに変換するときに、酸素で燃やす(化学反応をおこす)ことが絶対条件です。
そして脳は体内の酸素の3分の1を必要とする器官で、酸素が不足すると真っ先にダメージを受けます。
眠気・無気力・キレやすい・朝おきられないなどは、典型的な酸欠症状です。

パロマガス湯沸かし器事件は、一酸化炭素による酸素欠乏による死亡事故。
酸素は血液のヘモグロビンと結びつき体内で運ばれますが、ヘモグロビンと一酸化炭素が結びつく強さは、酸素の200~300倍といわれています。
たばこの煙には3パーセントの一酸化炭素、自動車の排気ガスには8パーセントの一酸化炭素が含まれているので、脳の酸欠を起こしやすいうつ傾向の人は、たばこ・自動車には近寄らないことが大切です。
そのほかに酸欠の原因になるのは、飲酒・薬物・過食です。

バランスを欠いた森林伐採・過度の工業化の代償は、「酸素不足」ということで実感してみてください。やけにあくびが出るなーは、赤信号です。

2006年07月20日

上手に怒る方法

今日のお客様の傾向は、怒りの感情をもつ人たちでした。上手に怒れば、病気になりません。

怒りの感情がでたら、それを無視せず打ち消さず、体のどこに反応が出るか意識してください。
漢方では怒りの不完全燃焼が、「肝気」を滞らせて病気の原因となるといわれています。
私たちは「怒り=出してはいけない」という概念を植えつけられているため、感じないようにしたり、抑えようとして体を震わせたり、多大なエネルギーを消耗しています。
積極的に感じるのとキレるのとは違います。
積極的に感じようとしたときエネルギーの消耗は少ないのですが、「キレる」とはもともとからだが消耗して起きる症状で、このようなときは鎮静する生薬よりもニンジンなどの補薬が有効。
怒りを感じ、体の反応を感じたら、それを流す微量漢方を部位ごとに使用するとスッキリします。
一番人気は、キジツとサイコです。

2006年07月19日

胃炎とコリアンダー

コリアンダーの香りで胃炎が治ったお話をします。人間の体は優れた製薬工場なのです。

このお話は菅野の体験です。かなり恥ずかしいおはなしですが・・・
野菜や果物を腐らせてはもったいないという気持ちから、つい過食をした経験はありませんか?
ある朝冷蔵庫をチェックすると、「今が最後」という直径30センチくらいのスイカが半個出てきました。
もともと果物が大好物で、果物は別バラですから、「朝食代わりに食べちゃおう!」と、スプーンでざくざく食べました。
そしていつものように着替えて、さあ出勤というときに悲劇が襲ってきました。
「お、お腹が苦しい・・・」
体を起こせなくなり、体をまっすぐにできずに背中を丸めたまま、苦しさでもがきはじまったのです。
少し休めば治るさと、軽く考えましたが、苦しさは増すばかり。
「今日は仕事に行けないかもしれない。」どうせだめならいろいろ試そうと、床を這いながらアロマオイルの収納ケースを手に好きな香りを選んでみると、いつもくせが強くて苦手なコリアンダーの香りがやけに心地よく感じました。
それをクンクン吸入すると、数分で全身からグッショリ汗が吹きだし、みるみる胃が軽くなり、仕事に行くことができたのです。

コリアンダーはタイ料理のトムヤンクンに入っているセリ科の香草です。
精油は主に果実・種子から水蒸気蒸留で取り出します。
食べることに関する様々な不調を治すことで有名なハーブです。
この香りによって体が製薬工場になるスイッチが押され、瞬時に回復した魔法のような体験をして、ますますハーブにはまった私でした。

2006年07月18日

雨の日と神経痛

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「雨の日と月曜日は」(カーペンターズ)という有名な曲があるように、不調をきたすのは世界共通・・・

低気圧が通過する雨の日や台風の時期は、血管内圧が影響を受けやすく循環が悪くなるとのこと、痛みなどの持病を持つ人にとってつらい日々となります。
そのような痛みにおすすめの漢方薬は、疎経活血湯(そけいかっけつとう)。

西洋薬の痛み止めは怖いからのみたくない、という人が多数います。
私は痛み止めを飲むダメージよりも、痛みを我慢する消耗のほうが怖いと思うのですが、いやなものはいやということで、なるべく自然な方法で解決していきたいそうです。
考えてみれば、鎮痛剤も抗がん剤も人間の体を構成する成分の一部であり、毎日体内で作られています。
つまり人間の体は、優れた製薬工場なのです。
体内の製薬工場の作業を促進させるのが、漢方薬の役目。
先日も梅雨時の坐骨神経痛でお悩みの方が、約1週間で痛みがとれたと報告がありました。

2006年07月15日

汗と動悸

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汗が大量に出ます。動悸がして、疲れて・・・夏だから、我慢しなければならないのかな。

と、あきらめている方へ。
急に酷暑となりましたね。
そのようなわけで、ご相談以外に雑談で、このようなお話をする人が今日は2名。
発汗はある程度体温調節のために必要ですが、度をこすと汗と一緒に水溶性ビタミン(B・C)やミネラルまで流れ出て、体は栄養不足の非常事態となります。
つまり、過剰に汗をかく体質とは、栄養を体内に堰き止める体力がないことも考えられるのです。
そして、なぜ動悸がおこりやすいかというと、汗と心臓は漢方理論で関連していて、「汗は心の水」といわれているからです。
この理論は長い間の観察のみでメカニズム解明されていませんが、西洋医学にもメカニズムは解明されていないけれど、適応外で使用されてる薬はたくさんあります。最近でも、H2ブロッカー(胃潰瘍の薬)のタガメットが50肩に効いて整形外科でだしているとのこと、このメカニズムは解明されていないけど、効くので使われています。

さて、汗と動悸を改善するためにおすすめの漢方は、ブクリョウ(サルノコシカケ科マツホド、つまりキノコ)
とセッコウ(前出)です。
ブクリョウは動悸・息切れのファーストチョイス。
セッコウは暑い日にはアイスノンの働きをしてくれる生薬で、熱がりには必携です。

2006年07月14日

ジダンの証

サッカーワールドカップ決勝の延長戦の最中、フランスのジダンがイタリアのマテラッツイを頭突きしてレッドカード!が大騒ぎとなっています。あのときのジダンを漢方的に検証してみると・・・

頭突きの原因は、マテラッツイによる数回の家族に対する侮辱とのこと。
侮辱といえば、スポーツを直に見ると、観衆の野次がものすごい!
特に10年以上前の競馬場(実は競馬ファン)のパドックはすさまじかったですが、負けた騎手への怒声もすごかった。
騎手は答えてはいけない決まりになっているそうですが、あまりのすごさに武豊騎手が吹きだしているのを見たことがあります。
仕事や日常生活で抑えている怒りを、ここで発散しているのかな。

カッとなるジダンを見て、「肝気欝結(かんきうつけつ)」という怒りやすいことが特徴の証をイメージしました。
このようなときは、キジツ(ダイダイの幼果)やサイコ(ミシマサイコの根)などで胸部のつまりを治してあげると、らくになります。
怒りが生じたら我慢せずに思い切り感じて、漢方で通りをよくしてあげる方法がベストです。
ここで無理に押さえ込むと、変なところに緊張がかかり、新たな症状を作ります。

くれぐれも他を攻撃しないように、気をつけましょうね。

2006年07月13日

発熱は反応熱

夏風邪が流行しています。発熱は、免疫細胞の化学反応熱ということをご存知ですか?

体温計で体温が高いと、あわてる人がたくさんいます。
しかし発熱は、風邪のウイルスと免疫細胞が戦うときの反応熱で、免疫細胞ががんばってくれている証拠です。
風邪をひくと、風邪のウイルスはリンパ節に集められて免疫細胞の攻撃を受けます。
リンパ節は主に、わきの下・足の付け根・腸管などに分布しています。
だから体温計は口やわきの下など、リンパ節に近いところで測るのです。
熱が出たら、「順調、順調」と明るい気持ちで休養してください。
そして、熱に負けない体力のために、漢方を活用しましょう。
発熱は、自分の体を戦場とするので、けっこう消耗するんです。
ちなみに免疫細胞は血液中の白血球に含まれています。


2006年07月12日

麦門冬の日

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今日は喉の不快感のご相談が4件、うち3件は麦門冬(ばくもんどう)が合う症状でした。

毎日漢方相談を受けていると、同じ日に同じ症状の人が集中することがしばしばあります。
きょうは「喉の不快感」でお見えになった方が4人。
だいたい共通することは、
「長い間のどの調子が悪い。
風邪をひいてるわけでもない。
病院で検査してもどこも悪くない。」
ということです。
このようなとき、「気うつ症だから、厚朴(こうぼく)」と考えがちですが、例のごとく香りでチェックすると「臭い!」ということで厚朴はNG.
やはり自分の知識は信用しないで、クライアントの感覚で選ぶことが大切と再認識しました。
香りチェックは本当に便利です。
その結果、麦門冬と桂皮の組み合わせが、これもまた共通してしまいました。
そしてもっともっと共通していたことは、
「すぐ治らないんでしょう?じかんかかるんでしょう?」
というお言葉。(笑)
(お一人の方は「これはゆっくり治すことにしました。」とお話になりましたが・・・。)
喉を詰まらせている原因は、案外ここにあるのかもしれません。

ちなみに、麦門冬はユリ科のジャノヒゲの塊根。
肺・気管支の乾燥を防ぐ加湿器の働きをする生薬です。


2006年07月11日

微量漢方効果報告

最近の微量漢方利用者の声をご紹介します。今回は、カッコンについて2名報告がありました。

「飲んでるときはわからなかったけれど、違う生薬に変えたら肩のこりが強く感じるようになりました。(カッコンが)効いてたみたい。またカッコンを飲みたいと思います。」(女性)
「飲んでると、首から背中・腰の痛みが少なくなる。飲み続けたい。」(男性)

カッコンはマメ科クズの根です。
葛湯・くずもちの原料で有名。
主に風邪のひき始めに使用する生薬で、肩こりの薬としても有名で、背骨の両側の血液循環をよくして背中のこりをやわらげます。
カッコンの香りが心地よく感じられた日は、これで確実に体の調整ができます。
好きな飲み物に5滴入れてのんでもらっていますが、たった5滴でも上記の効果が出ています。
あくまでも飲んだ本人の感覚的な評価となりますが、全く効かないわけではないのです。
携帯していつでも飲むことが出来るのが、忙しい人の健康法には手軽でいいのでは?
なぜ効くのかは、全く説明できません。

2006年07月10日

舌の不思議

「ラットは、体内の塩分濃度が下がると感度がよくなる特殊な味蕾(みらい)をそなえている。つまり、塩がおいしく感じられ、これが動機となって塩を探すのである。」(動物たちの自然健康法 シンディ・エンジェル 紀伊国屋書店)

前回健康食品の選び方で、おいしく感じられるものが体に合った物というお話をしました。
このことを裏付ける資料をご紹介します。
上記の文章は、動物たちの自然健康法から抜粋した文章です。
この本には、動物たちのシンプルな自己治療が紹介され、私たちが自信をなくしかかっている感じ方・知恵がたくさん載っています。
味蕾とは、「舌粘膜の各種の乳頭内にある卵型の小体。感覚細胞から成り、味覚をつかさどる。」

たとえば、風邪をひくと食べたいものがいつもと違う感覚はありませんか?
山登りをしたとき・・・
汗をたくさんかいたとき・・・
二日酔いのとき・・・

漢方の五行理論でも、味覚は内臓とつながることが説明されています。
甘いものが欲しいときは、内臓の気が滞っているとき。
辛いものは肺・・・というように、味覚は内臓からくる信号です。
体内になにかあると、味覚がそれを教えてくれます。
そのような感覚を大切にすることも、自然治癒力を上げるポイントです。

2006年07月07日

健康食品の選び方

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多くの健康食品の中から自分に合うものを探すのは至難の業。でも、簡単にわかる方法があるんです。

バーゲンセールの季節ですが、自分に合うお洋服はどうやって選びますか?
ファッション誌で「今年の流行」といわれるジャケット・インナー・スカート・パンツをぜーんぶ着てみると、合わないものが結構ありませんか?

健康食品も同じ。
テレビや雑誌で紹介されると次々欲しくなる気持ちは誰でも同じです。
体が弱かったかつての私も、新製品が出ると「これを飲めば人生が変わる」という期待で次々購入し、1箱飲んでも何も変化がなくてがっかりし、また新しいものを試して・・・の繰り返しでした。

特に深刻な悩みを抱えている方は、1ヶ月10万円以上も何種類もの健康食品に費やしているというおはなしをしばしば耳にします。
ここで注意しなければならないのは、種類が多すぎると作用がマイルドになってしまうということです。
せいぜい1~2種類がベスト。

じゃあ、どうやって絞るの?
「味覚」です。
飲んでみて自分がおいしく感じるものは、自分の体が要求しているもの、つまり本当に自分の体に合ったものです。
自分の感覚が、高性能の探知機であることを、思い出してください。

2006年07月06日

いつでもできるガン腫瘍マーカーチェック

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自宅でできるガン腫瘍マーカーの検査キットについてお話したいと思います。

以前ブログでDEMECALのおはなしをしました。
DEMECALとは血液検査キットで、ガン・肝炎・生活習慣病・HIVなど、病気別に種類があるのですが、だいたい6000円から9000円で販売しています。
血液は採取針で指先をポンと押すと小豆大くらいの血液が出てきます。痛さは洗濯ばさみで指先をはさむより痛くありません。
ちなみに私は鈍いので、「ほんとに針が刺さったのかなー」と不安になったほど。
さて、出てきた血液を器具にしみこませ、ボトルに入れて保冷剤と一緒に送るだけで、数日後記入したメールアドレスに結果が送られてきます。

昨日はがん恐怖症の人からお電話がありました。
親戚・家族が次々がんで亡くなるので、胃が痛くなったり胸が詰まると食道がんではないか?とか、子宮がん・乳がんではないかとか、お腹の調子が悪いので大腸がんではないかとか・・・
毎月内科の診察は受けているのですが、ときどき強い不安に襲われることがあるようです。
そんなとき、「指先の血液を送るとすぐにわかる血液検査キットがありますよ!」とおはなししたら、「いつでも調べられるのね。手元において、気が向いたときでも大丈夫なのね。」と、落ち着いた声になりました。

もうひとり今日のお客様で、診察はうけているのですがなかなかスッキリしない、どうも長すぎる、念のために調べてみようかなーということでやってみたら、すべて基準値以下で一安心。

ちなみに男性用ガン総合はPSA(前立腺がん)CEA(がん一般)AFP(肝がん)がわかり、女性がん総合はCA125(卵巣がん)CEA(がん一般)CA19-9(消化器がん)の数値がわかります。
情報過多でやたら不安感を煽る時代ですが、人の話をきいたり雑誌を読んだりテレビで有名人の病気報道をきいて心配になった人には、いつでもできる気軽さが不安を解消してくれるような、そんな体験が続いた二日間でした。

2006年07月05日

きょうの頭痛

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サッカーワールドカップ ドイツ対イタリア戦の途中でテポドン発射のニュースが流れました。

外は薄暗く、朝から大粒の雨。
どうやら台風も上陸する恐れが・・・
と、暗い情報ばかり連鎖反応的に受け取ってしまいがちです。

不安な気持ちで頭痛が・・・
台風が近づくと頭痛が・・・
同じ頭痛ですが、使用する漢方は全く違います。
不安な気持ちで頭痛がするときは、いっぱいにつまった頭の「気」を下に降ろす生薬を使う場合があります。そのひとつが「桂皮(けいひ)」で、シナモンです。
台風が近づくと頭痛がするときは、気圧変化のストレスでおきる頭痛で、入浴で汗を流すことが効果的な場合があります。それができないときは、「麻黄(まおう)」という生薬が入浴に似た効果を与えてくれます。
頭痛のパターンはもっともっとありますが、とりあえず今日のニュース・天気に関連した頭痛についてお話してみました。

2006年07月04日

冷房病

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冷房が効いている部屋に長くいるせいか、体調が悪くて・・・

クールビズがうたわれて、男性の真夏のスーツ姿が減りつつありますが、でも公式の場ではまだまだネクタイ・背広姿の慣習から開放されていません。
当然背広姿の人にあわせた室温調整がなされるため、季節相応の服装をした女性は冷気の被害で悩む苦しい季節です。
室温と外気温の差が大きい場合、からだは気温変化のストレスを受けます。
これを漢方では「傷寒(しょうかん)」といい、寒に傷れるといわれていて、様々な病気の原因と捉えています。
身近な症状では肩こり・目の疲れ・ドライアイ・のどの痛み・消化不良・腹痛・・・・
この状態が続いて、神経痛をおこした人もいます。
こんなときおすすめの漢方は「葛根(かっこん)」マメ科葛の根で、葛湯・葛餅の葛です。
肩こり・風邪の初期に使われる生薬で、背中をぽかぽか温めてくれます。
つまり、冷房病は冷房が効いた場所で背中をストール・カーディガンで温めておくと、ずいぶん軽くなるのです。
葛根は、そんなストールの役目をしてくれる生薬です。

2006年07月03日

橋本龍太郎氏死去と夏の土用

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元首相橋本龍太郎氏が死去しました。ご冥福をお祈りするとともに、この時期に腸管虚血がもとでこのような結果となった漢方的見解と対処法についてお話したいと思います。

夏の土用は立秋(8月7日)前の18日間をいいます。
7月20日あたりが夏の土用で、街中は香ばしいうなぎの蒲焼の匂いで満ち溢れます。
漢方では「夏の土用の前後は脾胃に気をつけなさい。」といわれています。
これは五行理論といって、「天地自然の運行と万物生成化育の順序を結んだ絶妙な連想の産物」といわれ古くから伝わる考え方です。
橋本氏の疾患は内臓でしたが、内臓の弱い方はこの時期無理が出来ません。
夏は内臓が冷えやすい季節です。
「暑い夏に、冷えるなんて考えられない!」
でも、お腹をこわす人が多い季節で、整腸剤がたくさん売れる季節なんです。
「冷え」は触ると冷たい冷えと、触っただけではわからない冷えがあります。
お腹の表面は温かいのに中は冷えている、これは内臓の血流が悪いことが考えられます。
このようなときは、内臓の血流障害を改善してくれるニンジンがおすすめ。
冷たいものを食べたり飲んだりする前にも、飲むといいですよ。
あらかじめ内臓の血流を改善しておくと、ダメージが少なくなります。
海外旅行でお腹をこわしやすい人にもおすすめします。
「いつもは必ずお腹をこわすのですが、これを飲み続けていたらおなかをこわしませんでした。」
というご報告もありました。

2006年07月01日

ヒーリング

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ヒーリングをカタカナ辞典で引くと、「治療。特に心のいやし」と出ています。

草花がそばにあると、辛いこと・苦しいことがあっても気持ちが落ち着く経験はありませんか?
漢方・ハーブの仕事に携わっていると、何度も不思議な体験をすることがあります。
薬草たちの作用は、体だけではなく心も癒してくれる・・・そのような体験で、五感を超えた体験です。

ガン・白血病など難病のお客様が、漢方に望みをかけて来店することがあります。
「病気・病液・病固」のところで説明しましたが、漢方で対応できるのは「病気・病液」まで。
「病固」になると、残念ながら漢方だけでは対応できません。
じゃあ、漢方飲んでも無駄なの?
とてもやっかいなことに、「病固」になると病がより具体的になり、手術・化学療法などで肉体的・精神的苦痛が生じ、なによりも限りある命をいやでも実感しなければならず、恐怖・不安・絶望の渦の中に巻き込まれ、尋常ではない精神状態に陥り、ますます消耗が激しくなります。
決してきれいごとではありません。
そのようなとき、力をくれ癒してくれるもののひとつが「漢方・ハーブ」
先日も「体が元気になったら、暗い気持ちがなくなりました。」と、みるみる明るくなったお客様がいました。
他にも「毎日泣いてばかりいたけど、突然こんなことばかりしてられないなー、布団でも干そう!という気持ちになれました。」
「恐怖・不安・絶望から抜け出したい!」と願う人への情報として、漢方をお伝えしたいと考えています。